〜(3)の続き〜

彼氏であるT氏とラブラブな時もあるが、最近はだんだんと彼のモラハラ気質が発揮されてきて、不安と悲しみでストレスが溜まり始めている彼女の私。

彼の心の中の辞書には『話し合い・聞き合い・向き合う』の寄り添う考えの言葉はなく、〝自分のものさし〟でしか物事を考えられない頭なのである。

いくら大学院生で研究者という頭の良さがあるとはいえ、人を思いやる気持ちが欠けていることは残念極まりないことです。

彼女に対して簡単にキレるようになった彼と、この先どう付き合い続けていくのか。

更なる生き地獄は、どんどん私を衰弱させていきます。

モラハラ彼氏と、彼に依存し始めている私の、私たちの最低の恋愛・・・

それでは続きをどうぞ!

私の名前すら呼ばなくなった

『あなた』・『お前』 呼ばわり

付き合う前や付き合いたての頃はちゃんと、私の下の名前を〝〇〇さん〟と呼んでくれていた彼氏のT氏。

しかし付き合って数ヶ月で目つきも変わり、キレるようになり、モラハラ気質が徐々にあらわになってくると、ついに私の名前まで呼ばなくなってしまったのです。

『あなたが(は)・・・』が日常的であり、キレた時には口頭でも長文LINEでも、『お前が・・・だろーが!!!』と、私の人格を否定した内容とともにものすごい罵倒をします。

名前を呼んでくれない上にキレられるわ、彼女への優しさも欠けてるわで、彼の態度により私は寂しさと不安を常に感じるようになり・・・

大好きな彼氏から心の距離を取られ、悲しい世界に叩きつけられるような感覚に陥るのです。

寝ても覚めても、〝不安の世界の中〟で生きた心地もせず、彼と付き合っていました。

こんな彼氏は人生で初めてでした、後にも先にもいません。


こんなモラハラ気質の彼と一緒にいて、女に幸せはないんです。
大好き〟という気持ちだけでは、自分の身も心もボロボロになるだけ。

経験した私が言うのだから間違いありません。

苦しい恋愛というは中毒性もあり、人体に悪影響を及ぼすほどの悪力が働くため、我慢はしちゃいけないのです。

周りに相談した時に、第三者のドン引きした反応やその目線をよく理解し、自分の不幸の現状をしっかりと考え直すことが、本当に身のためだったなと、現在は痛感しています。

何で早く別れなかったんだろう・・・と後悔だけです。
苦しいわりに得るものは、ほとんどありません。

『あなたは俺の負担だ、電車で帰れ』
彼女を突き放し、他の女には優しい男

追い詰める言い方、付き合いたてとの落差がヒドい

前回記事(3)でもお話ししましたが、〝女性を送りたがる性癖〟があるほど、深夜でも色々な女性を送ることがプライドであり趣味でもある彼氏のT氏。

しかし、一人の女性だけ除外されています。

それは彼女である私。

付き合う前や付き合いたての彼が恋愛の高熱状態の時は、私からお願いしなくても彼の方から〝もっと一緒にいたいから〟と喜んで送迎してくれていたのです。

彼の家と私の家は距離があるので申し訳なさもあったが、私も彼と少しでも一緒に過ごしたかったので車内での時間も本当に幸せでした。

でもその気持ちは、いつしか私だけが抱く感情となり、彼は負担としか思わなくなっていたのです。

感謝は伝えていたものの、距離ある送りが大変なことの配慮が足りなかった私もよくなかった。

しかしそれに対する物言いがなんとも残酷であり、またしても精神を追い詰めるものでした。

【彼の恐ろしい特徴】
嘲笑いながらキレてきて、私に訴えるのです・・・。
※嘲笑う(あざわらう):相手を馬鹿にして笑う


ある日、車で送ってもらった夜、ケンカをしているわけでもないのに車内で既にキレている態度の彼。
苛立ちを隠せないほどの状態でいきなり、

『あなたを送ることは俺の負担なんだよ!!遠いんだよ、これからは自分で電車で帰ってくれ。』

・・・遠いのは分かっています・・・でも、付き合いたて前後の時は、目がトロンとして、私を自ら送り迎えしてくれてたじゃないですか・・・。だんだん冷めてきて負担になってきたからって、その言い方・・・。

いきなり、キレ口調で伝えますか??

例『ごめん、、初めは俺も張り切っていて送り迎えが嬉しかったけど、ここ最近は距離の遠さがちょっとしんどいから、毎回は厳しいんだ。もう少し配慮というか協力してもらえたら俺も助かるな、、』
(こんなこと言える男性の方が少ないか?苦笑)

くらいに言ってもらえれば、私も彼の負担に気付かなかったことや配慮が足りなかったことに素直に謝罪とともに、なるべく送ってもらわないようにします。(寂しいけども)


・・・でも待って!そもそも頻繁にたくさんの女性を夜遅くまで送っているのに(距離の遠近はあると思うが)、彼女の私は距離問題でNG!乗るな!って、、、ツラいものがある。いや、さすがにツラ過ぎる・・・涙

直訳すると・・・
他のたくさんの女性の送迎は喜んでお受けします。
が、彼女であるあなたは無理です、自力で帰ってください、迎えもしません。

ということ。


それを言われた時に、私は胸が苦しくなり、みるみる表情が落ち込みだし、車を降り一人になった時に涙が出たことを覚えています。

私は彼と付き合い続けることで、不安に襲われている時間が増えていくにも関わらず、〝彼に嫌われたくない〟の一心で、余計に彼への依存が強まっていくのでした。

もう少し思いやりを持って接してくれないと、私は何のために彼と付き合っているのか・恋人なのか・・・苦しくて苦しくて不安に襲われ、不眠気味になっていました。

〝彼女である私が一番雑に扱われ、大切にされていないんだな〟と、付き合いが深くなりにつれて、徐々に確信していきました。

だって、明らかにたくさんの女友だちに良い顔し優しくしていて、私には鬼のようだったから。

どおりで苦しい恋愛なわけだ。
(早く別れろ)

財布にヘアゴムを常備する男

不特定多数の女性用でございます

彼氏であるT氏と二人でラーメン屋さんに行った時のこと。

食べる前に彼が自分の財布から、ヘアゴムを出してきたのです。

これで髪の毛を縛ればラーメンが食べやすいでしょと、私に渡してきたのです。

このヘアゴム、財布の中に常備しているみたいで、私自身髪留めを忘れてしまった時には助かるっちゃ助かるのですが・・・逆を言えば、彼女以外の不特定多数、色んな女性にこのヘアゴムを気軽に貸しているということになる。

うぅ・・・気持ちが悪い。

なんでそんなの用意してるの?

ここまで準備が良いと逆に引いてしまう・・・。

『俺は男子校出身で、女子が苦手だ』

その言葉、もう封印しろ。

彼自身の認識と女好きの行動が、ホント伴っていなさ過ぎで呆れますね。

LINEステータスの使い方

心情の伝言板(かまってちゃん)

私に夢中で目がトロンとしていた時期は一瞬で過ぎ去りもう戻ることはなく、基本、目の奥が死にかけているような状態が多い彼。(ちょっと言い過ぎた、失礼)

何を考え、思い、死にかけた目をしているのか・・・
そんな彼の心の内を吐き出す場、伝言板の役割をしているものが唯一ありました。


それは、【LINEのステータス機能】

皆さんはこの機能をご存知でしょうか?
使ったことがない人、一度設定してほとんど変えない人、頻繁に変える人とそれぞれかと思います。

彼は、後者です。

恋愛や人間関係での彼の心情を頻繁に、LINEステータスに上げるのです。

それがまぁ、、、なんとも〝かまってちゃん〟な内容なんですわ。

実際に更新していた内容をざっくりPick Up

『それを繰り返したら終わり。バレてないと思ってるのかな…。』
え?!と一瞬、(私のこと?!なんかしたっけ)と思わせるような言葉

『バスケって本当に性格出ますわ…。』
ココに嫌味を書くなよ、、

『自分を持つ!have me!』
・・・どした?

って内容だったり様々ですが、

明らかに恋愛の心情で私に向けている時もあり、更なる不安にさせます。
音信不通中のステータス

『悩み事悩み事悩み事』
という日もあれば・・・

『やめたやめた』

『少しずつ、少しずつ』

『おわたーぁ』
え、、、別れを切り出される・・・?!

『さて…、どうしたものか。』
私がどう出るか待ってる・・・?

『解放』
・・・私から解放されたいのかな、自由になりたいのかな、、

『久々に暇な休日』
音信不通中の私に言ってるの?と疑ったり
それとも他のバスケ女子への暇アピール?!


当時はこんな彼の一言でも、私はグルグル考え込んでしまうほどに、どういう意味なのか不安で不安で仕方がなかったのも事実です。情けない。

こんな子どもじみた彼の行為でも、私は一々気に留めて、悩み苦しくなり考えることをやめることができない負のループ・依存の世界から抜けられなくなっていたのです。


彼と連絡が取り合える仲の時は、バスケや身の回りのこと?の一言が多かったのですが、私に対して不機嫌な態度からの音信不通状態になると、だいたいは私へ向けた心情のメッセージでした。

彼に依存症となっていた私からしたら、常に気になってしまう負のツールでもありました。

今となっては、こんな所で一々自分の気持ちを更新するような男、〝誰かに注目されたい〟というかまってちゃんに嫌気がさし、ネガティブな印象すら感じてしまうものです。

私が〝本来の自分〟をちゃんと保っていれば、こんな男に振り回されずポジティブに〝自分らしく〟日常を生きることができたのに・・・

モラハラ彼氏に依存していた長い期間を、本当に後悔しています。

恋愛って幸せな時間ももちろんありますが、
相手によっては、首を絞められているような状態が続くように、苦しく不安がつきまとい、〝自分らしさ〟すら見失う場合もます。

今、こうしている間にも、ツラく泣いている人がいると考えると・・・私のこんな経験を通してでも、何か気付きのヒントとなり、救ってあげることができれば本望だと思っています。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回、ついに私生活に支障・身体が壊れていく様をお話しします!