〜(1)の続き〜

元カレとの問題が解決し、T氏と連絡を取り合う幸せな時間が日常に戻ってきました。

両思いだけど、まだ付き合っていない二人の今後の関係性はどうなってくのか・・・

それでは続きをどうぞ!

二人にとって幸せな時間

告白

7月の終わりのこと。

付き合う前から〝両思い〟とお互い認識している中で、何度か二人で会う時間がありました。

そしてある夜、彼に誘われてドライブをして過ごし、どこかの駐車場に停めて語り合っていた時のこと。

彼から告白され、付き合うことになったのです。
お互いにとって念願の、恋人同士になれた瞬間でした。

デートやバスケ参加も一緒が増える

二人で行動することが日常化していき、私とT氏が付き合ったことを認識するバスケ仲間がどんどん増えていきました。

デートしたりバスケに一緒に参加表明したりと、二人や仲間と過ごす時間が当たり前になっていて、それが彼も私も幸せな環境だったと思います。

T氏は私以上に色々なバスケチームに参加しているので、その練習や試合にも連れて行ってくれることもありました。彼から誘い〝彼女自慢〟じゃないけど、チームメイトに私の存在を紹介してくれていた感じでした。

その頃は、とにかく本当に幸せでした。

思い出の花火大会

夏生まれの彼は、もうすぐ26歳の誕生日。(当時)

静岡県の有名な花火大会があると教えてくれ、T氏の誕生日はそこへ行こう!ということになりました。

付き合いたてでお互い大好きでしたから、本当に幸せいっぱいだったんですよね。

彼の車(正確には親の車)で静岡県まで行き、夜の花火大会に向けて町の雰囲気は最高。

私は浴衣を着ない代わりに、見栄えのある花柄のワンピースを着てデートに挑みました。

そして花火を見る場所を確保することができ、そこで花火が上がる前から乾杯。

お酒好きの私は出店で買った生ビールで、お酒を元々飲まない(運転も含め)彼はジュースで乾杯し、割り箸に刺してある漬けキューリとか食べながら、だんだんと薄暗くなってくる空を眺めながら最高の時間を過ごしていました。

花火が上がり、テンションや周りの人たちの歓声もムードを増し、まさに最高の彼の誕生日デートでした。

大好きな人と過ごせるその時間、なんとも言えない二人だけの空間。同じ光景をくっついてドキドキしながら花火を見ているというその瞬間が、最高に幸せを感じられました。


花火が終わった後は車でファミレス、そしてホテルへ移動し一泊。
翌日、私の家の近くまで戻ってきて、回転寿司を食べてから送ってもらい解散しました。

とにかく楽しい時間でしたね。

これが恋なのか、好きな人といられる時間というものなのか・・・と改めて思うほど、ずっとドキドキしていました。

〝また来年もこの花火大会に一緒に行きたい〟私はそう思ったのでした。
いや、T氏も同じ気持ちだったと思います・・・この時は。


そう・・・
一年後のT氏の誕生日が、あんなにも憔悴した自分になり最悪な状況に陥っているとは、この時の私は想像すらしなかったのです。

恋愛初期、高熱状態の後に来るものは・・・

明らかに目がトロンとしているT氏

私と出会ってから付き合い初めのT氏の表情は、常に【目がトロン】としていて(マジです)、リアルでも写真で見ても明からさまに優しい?いや、何か甘い魔法にかかったような表情をしているのです。

これは恋の病により、高熱を出し続けているような精神状態ということ。

しかし付き合っていくうちに、そんな表情はすぐに切り替わってしまう・・・。

平熱を飛び越していきなり冷酷な態度に変わっていきます。
彼女であり、そのT氏の対応を受けてきた私は、この変化を強く感じています。

私は彼のその感情の温度差についていけず【不安な交際関係】が、この先ずっと続いていくということに当時は気付かず、どんどん彼に振り回されていくのです。

彼の〝熱しやすく冷めやすい〟が極端すぎてこちらがついて行けずに気持ちが置いてけぼり、いつの間にか必死に追う立場にされる感じですね。

端的に言えば〝コレが彼の素・本性〟ということ。
恋愛の高熱が平熱に戻った時、本来の人間性が出てきますから。

付き合ってすぐに出た謎の行動

急に連絡が取れなくなる

以下は、私が大嫌いな行動であり、彼の異常行動の一つです。
付き合って最初に不安を感じたことでした。
※(1)でお話しした〝長文LINEでの脅し〟も異常でしたね



ある休日、私とT氏はバスケの参加表明を一緒にしていて、体育館に二人で向かうことにしていました。

しかし、ナゼか彼と連絡が取れない・・・

私からしたらそれが謎過ぎて・・・意味が分からなかったのです。

体育館最寄りの駅前で待ち合わせなのに、彼と連絡が取れないので私は立ち往生。電話もLINEメッセージも応答なし。

とりあえずバスケ参加表明のツールをスマホで開いてみる。

すると彼のアカウントから『キャンセルします』と、私と約束しているにも関わらず勝手にキャンセルしていたのです。

しかもそのキャンセルしている時間を見ると、待ち合わせで何度も私が連絡している最中とかぶっているのです。

えっ・・・?!

いや、無視?!されている?!?!

いやいやいや、ならば私に行けない旨を連絡せいや!!!!
とさすがにムッときました。

それからすぐまた電話を掛けたのですが、絶対に出てくれなかったのです。

ナゼ私は無視をされているのか?不安という感情に襲われなながらも、彼の行動が理解不能でした。

破られた約束はもう仕方がないので、そのまま歩いて15分ほどの体育館へ一人で向かいました。

突然、音信不通・無視をした理由

結局連絡が取れないままで、彼はバスケ参加をキャンセルしているし、私はバスケをドタキャンすることなく一人で参加し、バスケ仲間と楽しんできました!

もちろん、理由も分からず謎に無視されていることが理解できずに気になってはいましたが。もう私から連絡することなく過ごしていました。

それから、夜になってやっと彼から連絡が来たのです・・・

ごめんの言葉や謝りの言葉はもちろんありません。
このT氏という人は、自分が異常行動したことすら気が付いてませんから。

(彼の世界の中でコレが当たり前)

今日したことの理由を聞くと・・・

初めは答えてくれなくて『別に・・・』みたいな感じだったのですが、彼がようやく答えてくれた理由は・・・

〝嫉妬からの不機嫌〟だったそうです。

え?いつ?どのタイミングで私に妬いた?何が不満だった・・・?

誰もが気付かないレベルのほんの些細な部分で嫉妬したようで、本当に理解不能でした。

T氏の自分勝手ポイント!
何か気に入らないことが彼の中で起きると、その瞬間シャッターを閉じ、自分の世界に引きこもる。
彼の中で解決?割り切る?ことをしない限り、彼女への連絡は一切無視します。
※最長1ヶ月半無視されましたw


交際相手からしたら、付き合っていく中で感じる〝無視する程の出来事や不満〟を伝えてもらえないので、全く意味が分からない状況となり、ただ〝無視をされている〟と感じてしまいます。

なのでそこから何も進まない・解決しようもない・立ち往生の無駄な不安の時間・日にちだけを過ごすことになるのです。

社会人として本当に無駄な時間とストレスです。
(あ、当時彼は大学院生でしたから社会人意識というものは皆無ですね)

T氏は勝手に悩んでいる間、相手に自分の気持ちを伝えることなく、ただ一人でグルグルグルグルと、負のループの中で考え込んでいるそう。相手と向き合わなければ何も前に進まないのに・・・。幼稚ですね

そんな彼のペースに長期間付き合ってあげてしまった私ももっと情けないですが。。

また無視が発症。今度はどのタイミング?

またまたある休日のこと。

今回のバスケは私一人で参加し、彼氏であるT氏は別のバスケチームへ参加の為にその日は別行動でした。

私はバスケが終わり、大人数でファミレスに行き会食。

T氏からLINEメッセージがあり、バスケ仲間とこれから私のいるこのファミレスに来るというのです。

ナゼかは分かりませんが、会えることは私的にも嬉しかったのですが、わざわざこっちのファミレスまで来る必要があるのか?とも多少思いましたが特に訳を聞くこともせず。
(もちろん、もう食べ始めているとかのこちらの状況・経過は伝えていました。)

しばらくして、T氏がバスケ仲間(違うバスケグループで私は知らない人たち)を数人連れてファミレスに入ってきました。

なんとなく私の顔を見にきた感は感じたのですが、LINEでも直接来た時点でも、『この後少し一緒に居られる?』とか『送っていくよ』の言葉はなかったですし、
言われたとしてもココから距離ある私の家まで送ってもらうのは悪いので、この後二人で会うことは気が引けると思っていました。

そもそも彼は今一緒に来たバスケ仲間がいて別行動していたので、(この後私と過ごす・・・)なんて考えてもいませんでした。

彼らが着いた頃には、先に来ていた私たちバスケ仲間はもうほとんどの人たちが食べ終わっていて、そろそろ帰りそうな雰囲気も出ている感じに。

その頃、同じファミレスに居ながらもT氏から『送っていこうか?』とLINEメッセージが来たのですが・・・

遠方の私を送り、またこっちの方面まで戻って更にその先の自宅まで帰らなければいけない彼には負担がデカいと思い『申し訳ないから大丈夫だよ!家近くの友達がいるから、その人と帰るよ。』と伝えたのです。

一緒にご飯を食べていた男性が私の元々の友人であり、家も近かったのでその人に有り難く送ってもらうことが方向的にも良いと思い、一緒に帰ることにしました。

そして私は食事中のT氏に一声掛け、先にファミレスを出て友人の車に乗ったのです。

少しして帰りの車内で私からT氏にLINEメッセージを送ったのですが、なんだかまた様子がおかしく・・・無視が始まりました。

なんか、その様子の変化ってすぐに感じ取れるんですよね・・・こちらの防衛本能が働くというか・・・なんか心に来るものがあるんです。

今回の無視は翌日の昼間まで続き、連絡が取れても不貞腐れている様子でした。

確かに私が他の男性(といっても昔からの友人)に送ってもらったのがよくない行動だったかもしれませんが、

そんな不貞腐れて無視をするくらいなら、ハッキリと引き止めるか、ファミレスに向かう時点で伝えてもらいたかったというのもこちら側の言い分ですね。

というか、すぐに無視はしないで欲しい・その度に不安になるという、付き合いたてにも関わらずストレスはかかり始めていました。

もちろん、T氏本人にも伝えていましたが、受け入れてもらえず一切直らずなのです。

気付かぬうちに地獄沼にハマっていく

目が変わった

そんな、嫉妬や不機嫌で態度が変わる話し合いすら出来ない・すぐに音信不通にする彼氏】でも、私は諦めずに付き合い続けていきたいと思い、逆にどんどんハマってしまう馬鹿な自分がいました。

しかし、その私の〝交際継続〟判断が人生を狂わせていくのです・・・

今後、更に彼の態度は悪化していき、ふつーにキレる・暴言を吐く・長期的な無視・悪質な長文LINEメッセージなど・・・モラハラにあたる?行為で、私の健康状態にまで悪影響を及ぼしてしまう出来事が、この先にたくさん待ち構えています。

もちろんその頃には、もう、私に夢中だった【目がトロン】としたT氏の表情は消え、怖い目つき・ツーショットを撮る時にはカメラを見てくれない・いつも視点はどこを見ているのか・・・そんな目をしていました。


私の友人たちがドン引きしてしまう程の彼との酷い出来事は、今となっては話のネタですが、当時は必死に生きた地獄の交際期間でした。


とにかく過去の自分に言いたいことは、

『早く別れるべきだよ。』

その一言ですね。苦笑


一人の女性を病気にまで追い詰める交際とは、一体どんな最低な出来事が起きていたのか・・・


続きをお楽しみに。
Coming Soon!