【はじめに】
男女が交わるこの世界の中で、『性』は常に隣り合わせにある

子どもたちを、被害者にも加害者にもさせない

男女が交わるこの世界の中で、『性』は常に隣り合わせにあります。
にも関わらず、【正しい性教育】を受ける機会がないまま、大人になってきた人たちがほとんどなのも現状です。


大事なことなのに、どうして教育の場が少ないのか?

考えてみれば、
とても大事な知識が学校では教育されず、エ⚫︎本・先輩からのススメ・A⚫︎などで得た情報から、暗黙の如く流れに身を任せて、それぞれが性行為を体験している人々がほとんどだと思っています。

ちゃんとした知識もなく、

ただ己の性欲のままに手を出してしまう人が多いから、性犯罪や望まれない妊娠など、涙を流す被害者が後をたたない現実問題。

そんな状況が、少しでも、この世界から減っていくことを願います。

そして、子どもたちが被害者にも加害者にもならないために、必要な知識を持ってもらい、
自分の身を守れるよう、親として支えてあげられることを一緒に考えていきましょう。


この記事では、
【幼い子どもたちを性犯罪から守る】
【思春期を迎える子どもたちを、あらゆるリスクから守る】

性教育の大切さを親の私たちが理解し、子どもたちに教えていく必要さをお伝えしています。

『本当に大事なことを学校の授業では教えてくれない』
子どもを守るために、家庭で必要な性教育

講習会や絵本などを活用し、家庭でできる性教育を始めてみよう

一部地域のイベントや助産師さんなどによって、親子で参加できる〝幼少期からの性教育の講習会〟などが開催されています。

その参加をきっかけに、家庭でも『性犯罪や性行為、被害・加害について』子どもにお話しすることができるいい機会になりますので、積極的に参加したいものですね。

しかし、自分たちの住んでいる地域で開催がなかったり、タイミング的に講習会と合わなかったりなど、参加が難しい環境のご家庭もあると思います。

そのような場合でも諦めず、親の私たちから勇気を持って子どもに切り出し、性教育のきっかけを作ってあげましょう。

〝自分の身体の大切さ〟を説明する、子ども向けの動画や絵本があると、聞き入れてくれやすいでしょう。

私も友人に教えてもらい購入しました!
オススメする親子向けの性教育絵本。

子どもに抵抗がない、可愛く優しい絵で描かれているので、初めての性教育でも読み聞かせてあげやすい本です。

・自分の身体の大切さ
・大事な部分を他の人には見せてはいけないこと
・嫌なことは嫌!と自分を守ること


…など、
子どもたちに〝自分の心と身体を守る必要がある〟ということを、説明してくれる内容です。

さらに【相談窓口】ページも設けてあり、
子どもが一人で悩みを抱え込まないように、電話・チャットで対応してくれる機関も案内されています。


『だいじ だいじ どーこだ?』
著:遠見 才希子
絵:川原 瑞丸
https://amzn.to/3Fq43DG
(Amazonネット)

幼少期から、性犯罪に巻き込まれるリスクがあることを教えておく

男の子も女の子も、
『この人なんか変・・・』そう思ったとき、知識が子どもの身を守る

〝変な大人〟って、世の中にはたくさんいます。
私たち大人は分かっていても、子どもは純粋ですから、まだそのことが分からなかったり、警戒心が少ないもの。


保育園・幼稚園・公園・公衆トイレ・学校…
親の目の届かない場所で、被害に遭う可能性が潜んでいます。

それに、『男の子だから狙われないだろう』『男の子だから大丈夫でしょ』という、安易な考えは、親として持たないように注意しましょう。
男の子が標的にされることも、珍しくありません!

〝子どもの純粋な心理〟を利用し、性犯罪を犯そうとする悪質な大人は絶対に許せないですね。

常に私たち親が、子どものそばに居てあげられるわけではないので、もしもの危険な状況の時に子ども自身に、自分の身を守る意識・行動を備えておいてもらうためにも、家庭では性教育をしておくことが、必要なのです。

【小学生の高学年くらいから興味が湧き始める】
コソコソさせず、ちゃんとした情報を教えてあげること!

正しい知識を持つことにより、興味は良い意味で落ち着いてくる

『分からないけど気になって仕方がない』
『いけないことかも』
『変な気持ち』
『興味がある』
『誘い』
・・・
成長と共に段々と、子どもたちに自然と生まれてくる感情や、環境が取り巻いていきます。

同級生が持っている本はだいたい初エッ⚫︎本。
今の時代は、A⚫︎動画をドキドキしながら友達と観てみる・・・という学び方もあるのでしょうか。

興味がある友達同士で集まり、親に内緒でコッソリ観てしまう・・・それが100%悪いとは言いませんが、

ハッキリ言えることは、
そんなんじゃ本当に大事なことや、正しい知識・危険・リスクを知ることはできないということ。
でも、子どもはそもそも〝そんなことすら〟知らない・分からないんです。

だからこそ、家庭で〝自分の身体を守る意味と大切さ〟を、教えてあげる必要があります。
『安易に身体を委ねない・許してはいけない』
その意味をしっかり、子どもたちに理解してもらうこと。


外部の〝どこの骨かも分からない奴〟から、テキトーなことを教えられていては、いけない。ということなのです。

『望まれない妊娠が当たり前のようにある』
この事実を、思春期のうちに知ってもらう大切さ

妊娠のリスク・命の重みと、女の子の身体の負担を教える

早い子だと小・中学生頃から、エ⚫︎本や、A⚫︎を観て、個人の見解で勝手に性行為だけを覚え、そのまま大人になってしまう子もいるでしょう。(ショックですが)

その結果、最も大事なことが抜け、性犯罪や望まれない妊娠、女性の身体への配慮が出来ない〝無責任な〟人々が多いのも事実です。

特にA⚫︎は、過激なストーリーや内容になっているものも少なくないので、悪影響の場合もあります。
そういった、少々、非現実的なものを観て、目の前にいる女の子にそんな行為をしたところで、身体や心の気遣いなんて、出来ていないに等しいでしょう。

その上、
【妊娠するリスク】
【妊娠や中絶による身体の負担】
【中絶費用】
【新しい命の軽視】
【子どもに担えない(責任)】
【感染症】
・・・など、人生を左右する大きな問題へ繋がる可能性があるということまで、思春期のうちから教えておくことが重要です。

学校やA⚫︎では、教えてくれません。
親の私たちが、責任を持って、子どもに教えるのです。

【おわりに・親としての願い】
身体を大切に守れる人になってもらい、世界に浸透させていく

幼いうちから、家庭で性教育をしておくことで〝未来は変わっていく〟

ここまで、性教育の必要性をお伝えしてきました。

世の中は、まだまだ意識の低い人の割合の方が多いので、各家庭で性教育を行い、子どもたちを守れる環境を少しでも作っていくことが理想であり、実現し続けなければなりません。

子どものうちから、〝世界にたった一人の存在の、自分自身の心と身体〟を大切に想い守ることで、未来は必ず良い方向へ動いていきます。

そして男の子も女の子も、自分の身体はもちろん、他者にも気遣える心や、道徳心を持った大人に成長する子どもたちが、増えていくことを願っています。

例えば、性事情だけでなく、街や電車内など、
妊婦さんやお年寄り、身体の不自由な方などに配慮し、手を差し伸べることができる・席を譲れる優しい心の持ち主になることの大切さ。

そういったことを自然にできる子とできない子では、育った環境も関係してくると思います。
私たちが、その背中を見せていってあげましょう。

⦅最後に⦆

教育の場が少ない性教育に対して、
親が責任を持って子どもと向き合い〝大切なこと〟を教えていく。
それが我々、親の義務の一つであり、責任でもあるのです。

正しい性教育は、子どもたちの未来を守ります。

そうした結果、自分の子どもの重要性はもちろん、性により悲しい涙を流す人たちが、減っていくことへと繋がっていくはずです。

意識を高く持つ親・大人が増えていき、世界に浸透していくことを願って、子どもを通し、伝え続けていきましょう。

ポジティブな教育の連鎖を志して。


以上

少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。

読んでいただきありがとうございました☆

とらとらむーんでした🌙