年が明け、春に向けて卒業・入学・入社・転勤など新生活のことを意識し始めますよね。
これから大変な時期になると思いますが、そんなあなたに引越しに関しての〝知っておいた方が良い〟ポイントをアドバイスさせていただきます。
人は人生で平均3〜4回引越すとされている中、既に7回と引越しを経験し記録更新中のこの私の経験から〝他では教えてくれない〟引越しに関するアドバイスをお教えします。
これから毎日住むあなたのお部屋で、快適に過ごすために知っておくと良い情報・後悔を減らすための知識を伝授します。
それでは早速、どうぞ!
お部屋探しのポイントと内見での知識・確認しておいた方が良いこと
隙間時間にインターネットで、希望するタイプの部屋を探す&登録しておく
まず引越したいと考えたとき、ネットで調べたりすると思いますが、
すぐに希望条件の物件・お部屋が見つからなかった場合、サイト上で希望条件のお部屋をチェックし登録しておくと、それに近い物件が空いていると通知が来るようになります。
一々探さなくても、登録しておくだけでお知らせしてくれるので便利な機能です。
もちろん無料です。
そして、良いなと思った物件はそのサイトでお部屋を担当している不動産仲介会社でもよいですし、もしも口コミなどで評判が悪かったら同じ物件を他の会社も担当していないか調べてみるのも一つの方法です。
これからやり取りする相手なので確認しておいてもよいでしょう。
あまり気にしない人はそのまま進めてもよいと思います。
家賃の安い築年数の古い物件と比較的新しい築浅物件か
古い物件でもメンテナンスや部分的に新しくリノベーションされていて快適に過ごせる物件もありますが、あまり管理されていないで年数が経っていると、生活していて部屋の至る所に不具合が出てストレスの原因となったり、不動産や大家さんに伝え業者を呼び修理や取り換え工事などの手間もあります。
もちろん、老朽化のものなら管理側の費用の負担になりますが、ちょっと大変ですよね。
そういった点では、比較的新しめの築年数の物件の方が、メンテナンスや老朽化の不安やストレスは少ないでしょう。(建てた環境にもよります)
実際に店舗に行って相談&内見してみましょう
ネットで希望のお部屋や気になる物件が見つかったら、まずアクションを起こしておくことが、引越しをするための一歩となります。
気になる物件の『見学予約』や『空室状況お問い合わせ』などからそのままネットで不動産仲介会社に予約を入れられます。
すぐにメールでのやり取りか電話が来ますので、そのまま日程を決め、話を進めることができます。
もし気になるお部屋がもう埋まってしまっていたり、まだ住居中で見学ができない場合は、その物件の空いているお部屋を見せてくれたり、希望に近い物件の提案をしてくれたりします。
何軒か希望条件に近い物件を一緒に提案してくれるので、色々見ながら決めることもできますよ。
この行動が、本当に引越しを決める早いステップとなります。
※特に冬〜春になる頃には、一年で引越しが一番多い時期となりますので、お早めの行動をオススメします。
【意外と重要】内見のポイントと確認しておきたいこと
内見は、一度部屋を見に行けばOKというわけではなく、これから最低でも2年は住む場所です。(契約期間の年数)
そこで私から、意外と知られていない【確認しておくと安心】ポイントをお教えします。
【内見は昼と夜の両方確認しておく】
▪️昼と夜とでは、その街や周辺の雰囲気・騒音など治安状況が違います。
マンション住民の方々も基本昼間お仕事されて、夜には帰宅し在宅になりますので、マンションの雰囲気と騒音状況も日にはよると思いますが、昼間だけ見るよりも確認しておいた方が無難です。
▪️そして意外と部屋の中の雰囲気も、昼と夜では違う場合もあるのです。
(※私の過去の失敗物件の話ですが・・・昼間は部屋によく陽がさして、小学校が目の前にあり子供の楽しそうな声が聞こえ明るい雰囲気が素敵で即決したのですが・・・実際住んでみると、夜はなんだかお部屋の中の雰囲気が落ち着かなくて不気味、怖くて眠れないというお部屋もありました。通りが少ないため外の音もほとんど聞こえなく、返って不安で怖いお部屋でした。早く朝になってくれ・・・と毎日思っていました。)
【強盗や自然災害が多い時代だからこそチェックしておきたい】
▪️物件の周辺のこと、意外と大事な確認ポイントです。
近年、異常気象などにより豪雨や川の氾濫なども多く起こりますよね。
『物件の周辺環境は大丈夫か』、『即避難が必要な場所なのか』、『部屋に水が浸水してしまわないか』なども重要なチェックポイントです。
▪️そして恐ろしい強盗事件は、車や人通りの少ない場所は犯罪に巻き込まれやすい立地です。
騒音を考えれば静かな方が一見よく思えますが、返って危険な可能性も否めません。
人の目につきやすく街灯が多い場所の方が、目撃されやすく警戒されやすいでしょう。
強盗犯罪に狙われやすい場所(元埼玉県警刑事 佐々木成三氏より)
・人通りが少ない、車もあまり通らない
・『助けて』と言っても周辺に家も少なく声が届かない
・街灯が少ない(犯罪がしやすい)
・セキュリティーツール(道の防犯カメラなど)がほとんどない
・塀で囲まれている物件(侵入してしまえば死角となる)
・近くに駐車スペースがある(強盗犯は必ず車で行動する)
【物が多い人は収納場所が広い又は多いお部屋が◎】
物が多い人は、収納場所がないと物を剥き出しで置いておかないといけなくなり、それだけでお部屋が狭く快適に過ごしづらくなります。
収納場所があるお部屋を選び、内見でも実際に見ておくと良いでしょう。

不動産・管理会社に『過去に近隣トラブルがなかったか』を確認しておこう
いざ住んでみてから、隣の家の人の騒音や言動に迷惑や恐怖を感じることも少なくありません。
以前住んでいた両サイドの部屋の住民から、そういった苦情やそれが原因で退居しているなど報告があり明確な場合、次に入居される人へ告知義務があります。(程度や質により)
自ら伝えてくれる不動産・管理会社は少ないと思い、この部分はこちらから聞き出し確認しておきましょう。
不動産・管理会社そのことにより成約に至らない可能性があっても、『※信義誠実の原則』の中で、事実を正確に伝えなければなりません。
※『宅地建物取引業者は、取引の関係者に対し信義を旨とし、誠実にその業務を行わなければならない』という総論的な規定から。
引越しをする中で、この部分は近隣トラブルを経験していないと中々〝契約前に確認する人〟というのは少ないと思います。
引越しをしてから問題に巻き込まれるよりも、事前に確認しておいた方が無難でしょう。
余談ですが、『事故物件』を確認したければ【大島てる物件】https://www.oshimaland.co.jpで全国とは言わず海外含め確認することができます。
管理会社を通して値引き交渉してみましょう。
そのポイントは、終始感じよく人柄を良く見せておくと確率が上がります。
内見し、このお部屋にしよう!と思ったら、その旨を不動産仲介会社もしくは管理会社などに伝えますが、その時に、初期費や毎月の家賃の部分で値引きを交渉してみましょう。
交渉というとなんか話術が必要な感じがしますが、申し込み前にその話の流れのままサラッとお願いしてみる感じでも良いのです。
初期費用もしくは、家賃の半端な金額の部分などを値切る提案で明るく押してみましょう。
大家さんに確認・交渉してくれ、案外少しでも値引きしてくれることもあります。
金額が下がらなかったとしても、言うだけ言ってみることで後悔も少ないでしょう。
初期費用の額にもよりますが、家賃値引きの方が毎月払うものであり、長く住む分お得になるかもしれませんね。
申し込みをして終わりではない、契約前に審査があり通過しなければならない
内見をし、この部屋にしよう!と思っても、他の入居希望者に先を越されていないか・そして審査があり即決まるわけではありません。
※賃貸保証会社による審査
・過去に家賃の滞納履歴はないのか
・収入や貯蓄額により家賃を払っていけるかの信用の有無
・未払いや借金など、ブラックリストに載っていないか
など調べられます。
※【賃貸保証会社(家賃保証会社)】
入居者が家賃を滞納した場合、入居者に代わり家賃を大家さんに支払うことを保証する会社
場合によっては、申し込み時に提出した書類に勤め先を書いているため、その職場に〝ちゃんと勤めているかの確認〟電話なども掛かってくることもあります。
そういった、信用面での審査があるということです。
ちなみに、敷居の高い地域や保証会社によって、審査がより厳しいこともあるようです。
引越し業者の探し方&選び方のポイント!
事前のやり取りから、業者の対応が迅速で丁寧なことも大事な条件
必ず業者の比較をする!比較サイトを利用すると楽で早い
引越しをしたことがないと、よくCMで観るような大手の引越し業者に依頼しようと思ったりしがちですが、実際比較サイトを見て驚くのが、ものすごく料金が高額なんですよね。それほど信用性や技術やサービスが良質なのかもしれませんが。
もし費用を抑えたいと思う人は、たくさんある引越し業者をまず比較することをオススメします。
とは言っても、たくさんあると自分で一つ一つ調べることも大変な作業です。
そこで、引越し業者の比較サイトの活用をすることで、楽に比較することができます。
⦅料金、サービス、対応、時間帯など、口コミやランキング⦆が確認でき分かりやすいです。
例えば、
【引越し侍】https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=44X0YV+B2WG36+ZXM+HVFKX
【スーモ引越し見積もり】https://hikkoshi.suumo.jp
こちらで比較することはできます。
どちらも引越し業者代金を安く下げることはできるのですが、
注意点として【引越し侍】の場合、見積もりを出し比較が始まった時点で、ものすごい量の電話がかかってきます。業者同士の競争といったところでしょう。
一つに絞ったら、『他で決まった』と伝えれば電話は来なくなります。
それまで対応するのが少し大変です。
もし電話に抵抗がある場合は、【スーモ引越し見積もり】なら電話番号が必須入力ではないので、メールで完結することもできます。
意外と【くらしのマーケット】も引越しで利用できる
大手の引越し業者ももちろん信用面やプロのサービスとして安心できる業者ですが、どうしても料金がお高くなってしまう・・・とお考えの場合、
時々テレビCMでも流れている【くらしのマーケット】を利用することもオススメします。
顔写真付きで、引越し業者経験の腕の方が多く、料金も安いところからお高め設定のところまでありますが、こちらも利用者の口コミや評判が載っていますので、参考にすることができます。
メッセージでやり取りすることができ、見積もりも出してくれます。
引越し先や荷物の量などを伝え料金を先に確認し、納得のいくようならお願いするのも良いと思います。
私も利用したことがありますが、事前の電話応対や当日の引越し終了までテキパキと対応してくれ、その上格安で済ますことができたので非常に助かりました。
当時1歳の子を実家に預けている間の引越しだったので、不安で時間を気にしていたのですが何も問題はなくスムーズに引越しが完了し、本当に安堵の気持ちで終了しました。
見積もり時〜引越し後も、執拗な電話や連絡もありません。
また引越す時はお願いしようと思っているほどです。
こちらを利用される場合も、ご自身でしっかり依頼する相手の対応や実績などを確認し検討することをオススメします。
【くらしのマーケット】https://curama.jp
引越しだけでなくエアコン清掃・ハウスクリーニング・不用品回収・害虫駆除・庭の手入れ・防犯サービス・ペット関連サービス・雪かき〈他多数サービス有り〉
(スマホからアプリダウンロードも可能)
ちなみに、私はハウスクリーニングも依頼したことがありますが、人柄もよく対応が◎でした。
引越し業者の料金を安く抑えよう!
そのポイントと知っておくとお得なこと、自分でやっておくこと
引越し料金をなるべく安く抑えるためのポイント
こちらは以下、二分類で説明します。
【引越し業者に依頼するとき指定しておくとお得なこと】
・早割を利用する
・値段の交渉をする
比較した他の業者の見積もり金額を伝えれば下げてくれることがあります。
・時間は指定にすると料金が高くなるので『時間フリー便』がお得
注意:早朝に来るのか・何時に来るかも不明なため、その日早朝から一日空けておく必要があります。
・業者のサービスによって引越し用の段ボールを20枚くらいまで無料でもらえるので確認しよう
引越し予定日の数日前に持ってきてくれます。
・業者が家に着いたらすぐに荷物をトラックへ運び出してもらうだけに準備しておこう
引越し業者はその日あなた以外にも、何軒も引越し作業を対応しなければならない為、時間がかからないことを厳守しています。こちらも協力的になるべくスムーズに終えるようにしておきましょう。
【自分で事前にやっておこう】
・必要な段ボール数を把握、確認しておく
業者のサービスで段ボールをもらえてもまだ足りないかもしれない場合は、ふだんの宅配で梱包に使われていた段ボールを取っておくなり、スーパーに置いてある無料の段ボールを持ち帰れば、わざわざ引越し業者に有料で追加する必要がなくなります。
・不要な物や衣類などは断捨離し処分しておこう
運び出す荷物(段ボール数)が少ない方が当然値段も下がるので、事前に断捨離し不要なものは処分しておきましょう。
処分に困るものは、引越し業者に事前に確認し、引越し当日引き取ってくれる所もあるので、楽です。
逆にまだ状態が良いものなら、メルカリやジモティなどで売りちょっとしたお金に換えることもできます。
・お皿などの梱包も事前に済ませておく
お皿の梱包などまで業者にお願いしてしまうと業者の人の作業が増え・時間もかかり、その分費用が発生してしまします。
前日までには自分で新聞紙や厚めのペーパーなどで包んだりし、割れないようにしてから段ボールに梱包しておきましょう。
【メルカリ】https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=44X06W+2W6VN6+5LNQ+5YJRM

【ジモティ】https://jmty.jp
自分の不要になった服や物を捨てずに、必要な人に譲ったり売ったりすることができるフリーマーケット。
その他、サービス有り。

ワンポイントアドバイス!
・畳んである段ボールを自分で組み立てる際
底が抜けないよう頑丈にするため、
右図のように段ボールの底をクロス(十字)でガムテープを貼ると
一線だけ貼るよりも丈夫になります。
ひっくり返し、それから荷物を積み込んでください。
引越し準備中にひと手間やっておくと、引越し後が格段に楽になる
100円均一で買っておき、梱包時に活用しよう
・ガムテープ
荷物を詰め込む梱包の時に必需品となります。
・太めの黒のマジック
荷物を詰めた段ボールに使用します。
(以下で説明)
荷造り中の工夫と、当日の引越し作業員さんへ伝えること

【荷造り中の工夫】
荷物を段ボールに詰めたら、
⦅中身の内容⦆を必ず記入しておきましょう。
すべて書かなくても『トイレ用品』『通勤用バッグ』『くつ類』など
わかる範囲で書いておけば◎
そして引越し後、比較的『すぐ使う』必要な物なら、
そのことも見やすいように書いておきましょう。
『割れもの』が入っている場合は特に注意が必要です。
【引越し事業の作業員さんに伝えておくこと】
〝引越し後すぐ必要なもの〟と〝割れもの〟は、
当日、作業員の人に引越し先で取りやすく置いてもらうための工夫をお願いすることを忘れないようにしましょう。
もし伝え忘れても大きくマジックで段ボールに書いてあれば、
気の利いた作業員の人は注意して運んでくれることもあります。
領収書をもらっておきましょう【確定申告や会社提出】
引越し業者利用の証と、確定申告に使える!
勤務先の会社に提出する場合も領収書を忘れないようにしましょう
事前のやり取りの際に、領収書が必要なことは伝えておきましょう。
引越し作業終了後すぐにその場で現金支払いの場合、忘れずにもらいましょう。
もらい忘れても特に必要でない人はそのままでもよいでしょう。
【実は引越す時期も重要】
今すぐ引越しをしなくも良い場合、知っておくとお得なこと
引越す時期で、業者の値段・家賃までも金額が変わることを知っておこう
一年のうちで冬〜春になる頃が【アパート・マンション探し&契約/引越し】が一番多い時期となります。
理由は冒頭にも載せていますが、
卒業・入学・入社・転勤など新生活が始まる人が多いからです。
入学や入社に合わせて、田舎から上京してくる人や一人暮らしを始める人など、〝その時期までに必ず引越しを完了していなければならない〟状況の人が多いという訳です。
そうなると、各業者は繁忙期となり値段を上げて対応するのです。
この時期にどうしても引っ越さなければならない人は、残念ながら仕方ないのですが(先述の内容等で安く抑えていきましょう)
この時期でなくても引越すように調整できる人は、なるべく時期をズラして契約することをオススメします。
アパート・マンション契約や引越し業者の料金が安い時期
【11月〜1月】
・クリスマスや年末年始の時期で、引越し依頼する人が少ない
・引越し業者は閑散期のため、料金も安く設定されている
【5月〜8月】
・引越し業者は閑散期のため余裕があり、希望に沿ったサービスが受けやすくなる
・家賃の値引きや交渉が通りやすくなる
といったようなメリットが多いのです。
以前、私も引越しをしようと不動産仲介会社へ行ったときの担当男性が教えてくれた話ですが、
『同じ階の同じ間取りの友人と、家賃が5000円も違ったんですよ。』
と、その理由はやはり引っ越した時期が〝繁忙期〟か〝閑散期〟だったかの違いで、毎月支払う家賃がそんなにも変わる(5000円は少しオーバーに感じてしまいますが)ということを、私はそこで初めて知りました。
意外と知られていないポイントだと思いますので、
これから引越しを検討される方はどうぞ〝引越す時期〟も重要と視野に入れておくとお得に引越しができますよ。
【まとめ】引越しのポイントやお得な知識を武器に!
引越しは人生の一つの大きなイベントです
これから引越しをされる方は、
【お部屋探しから業者探し・荷造り・引越し当日の対応・引越し後の片付けからの日常生活まで落ち着くところ】・・・までがひと段落となります。(その他に住所変更だったり役所関連も結構大変ですよね。)
住む場所が変わるということは、ある意味人生も変わります。
これは〝人生の一つの大きなイベント〟です。
頑張ってくださいね。
そして、あなたにとってより快適で素敵な新生活を迎えられることを心よりお祈りします。
少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。
読んでいただきありがとうございました☆
とらとらむーんでした🌙