お母さん、お父さん、毎日お疲れさまです。
子育てって、本当に大変ですよね。
大変といっても感覚は人それぞれで、あまり苦に感じない人も中にはいます。
逆に辛くて辛くて我慢ばかりで、気が狂いそうなくらいの人もいます。
それは、フォローしてくれる人がいる環境だったり、そのおかげで自分の時間を作れてうまくリフレッシュしながら育児をできている恵まれた環境が整っている人の場合に多くあると思っています。
そういう環境・感覚の違う相手に、あなたのこの辛さを泣きながら吐いたところできっと、気持ちは分かってもらえず余計辛くなるだけ。
あなたの辛さを理解しくれる人に話すだけで、気持ちは少しでも救われるはず。
昔は自分のことを中心に頑張って生きてきたけど、今は守るべき我が子を一番に、毎日育児・家事を頑張って、本当に素晴らしい!!!
今が一番素敵よ!輝いてる!!
〝当たり前〟なんかじゃない!
自分のことを二の次で、毎日本当によく頑張っていますよ。
妊娠した時から、お腹の中の命に気を使い、大事に大事に育ててきましたよね。
生モノや辛いものなど食べる物に制限があり、大好きなお酒なども我慢、産後も授乳だと制限が続き・・・
何年も好きなように飲食ができない期間もありましたね。
だけど、それでも我が子の身体を思うと我慢することができたと思います。
母として、親としてその時点で立派によくやってきたとあなた自身を褒めてあげましょう。
それから出産直後から眠れない日々が始まり、
慣れない育児に奮闘しながら、産後ボロボロの辛い身体に耐えながらも24時間毎日子育てに励んできています。
更に上の子がいるともう大変過ぎて自分をもう一人欲しいくらい・・・。
もしこれを〝当たり前だから〟というような奴がいたら私がその汚れた心をビ◯タして差し上げましょう。
当たり前なんかじゃない。
目の前の命ある子どもを遺棄し、自分勝手に男と遊びに行ってしまったり、酷い場合は何日も子どもを家に放置したまま親は帰ってこない・・・なんて事件も実際にあるんです。
そんなのは信じられないし許されるものでは決してありませんが、世の中にはいるんですよ。本当に。
確かに、育児から解放されたくて、過去のように自分のことだけで生活できる自由な時に戻りたいと泣きながら思う人も少なくないでしょう。
むしろ痛いほど気持ち、分かります。
・社会に出て仕事したい、人に会いたい
・趣味がしたい
・オシャレしたい
・気晴らししたい
・時間に縛られることなく一人で出掛けたい
・友人と夜の時間に飲み/カラオケに行きたい
(時間を気にせず飲み、帰ってきてバタンと眠りたい)
・お風呂に一人でゆっくり入りたい
・自由になりたい・・・ちょっと疲れた
今の自分は笑顔も減り、いつも時間に追われ怒鳴ってばっか。
化粧もほとんどせず、服装も変わった。
気分が上がることも減った。
過去の自分の方が輝いていた。
など、、、、、
特に子どもが小さいと、子育て中は基本【自分の家という小さな箱の中】だけにいて、
社会と離れ、人と接することも買い物くらいになってしまいますよね。
そうなると、過去の自分中心の生活とのギャップと、連日の疲労の蓄積でネガティブな思考回路になってしまいやすいのです。
だけども先ほどお伝えしたように、
それでも毎日子どものことを一番に親の役目を果たそうと奮闘しながら頑張っているんです。
それは万人が出来ることではない。
だから決して〝当たり前じゃない〟のです。
あなたはよくやっています。
社会から離れていると感じてしまいやすい疎外感、子育て中の苦悩
子育て中心で社会に出ていないと【孤独や苦しさ・自己否定】などを起こすことも。
社会復帰していても・子育てに専念していてもどちらも安易なことではない。
毎日、育児・家事に時間を追われ、
365日休む日は無く、お風呂もゆっくり一人で入れない、寝ている間にも授乳/ミルクだったり、卒乳していても何度も子どもの様子を伺いながら十分な睡眠もろくに取れず、身体が辛くても休めず自分のことは後回しに頑張っていても、それが直接対価として無い、評価されない。
それは勿論、無償の愛だからお金目当てに子育てをしているわけではないのですが、心理的な問題。
これだけ身を粉にして頑張っていても、社会に出て働いていないというだけで、悲しいことに劣等感が出てしまうんですよね。
じゃあ働けば?
と簡単にいう人もいるかもしれませんが、こればかりはそれぞれの環境や身体の問題が大きく関わっているので、簡単に言ってはいけない事なんですよね。
産後の仕事復帰の時期は人それぞれで、早い人は数ヶ月で即復帰し、両立している人もいます。
逆に、幼稚園や保育園に預けるまでは、赤ちゃんの頃からじっくり母親の肌を感じてもらいたい、我が子の表情を見ていたいという想いなどを優先に、子育てに専念する人もいます。
それだけではなく、産後の身体に次々と不調が起こり続け、社会復帰できない人もいます。
早々に社会復帰し、家の中だけでなく人と会う・違う空気を吸えるという事が、少なからず気分転換になっているという人もいますが、育児・家事・仕事というハードワークに相当な体力を奪われることも。
育児に理解が薄い職場の場合、精神的にもヤラれますよね。
どの道、子どもを育てるということは大変なことです。
だから世の子育て中の方々は、本当にカッコいい。
私も実際、子どもを産むまでは本当に【仕事とプライベート】という自分のことだけをやっていれば、それで充実していて、疲労が溜まったら十分な睡眠・休養を取れば回復でき、それなりに生きているのが楽しかったですが、
その頃は子育て中の人たちの苦労や苦悩、大変さを全く知らなかったのも事実で、今自分が経験して初めて分かるようになりました。
何事も経験しなければ気持ちは分からないかもしれませんが、人がこうして大人になれているのも、育ててくれた人がいるからで、
すべての人がもっと出産や子育てに対してリスペクトしなきゃいけないレベルの事だなと日々感じています。
子育ては立派な社会貢献いや国への貢献です。
そしてあなたの頑張りを見てくれている人はちゃんといます。
断言します。
この世の中、世界中の人間が途切れもなく回っていられるのは、女性が妊娠・出産・子育てと命懸けで果たしてきているからです。
女性の身体でしか、子を産むことができない。
もちろん男性の成分を頂かないと妊娠することはないですが、生まれた後に一日も絶え間なく、母乳やミルクの栄養を与え、おむつや入浴などの衛生面でもちゃんと清潔にし続けてあげているから、餓死・不衛生や病気で亡くなることもなく、大人に成れているわけです。
そもそも妊娠初期から、体質なのか歩けなくなるほど辛い痛みが継続している人もいます。
出産だってこの世の痛みかと思うくらい、味わったことのない壮絶な痛みの時間を何時間も耐え抜く。
産後も出血がひどくて身体中痛くて、、、何ヶ月・何年と至るところが不調続きの人もいます。
それでも休まず、我が子を育て続けているわけです。
こうした陰の努力があり、社会で働けるほど成長した人々によって日本や世界が回っている。
人間も絶滅せずに生存し続けられているのです。
大切な命を守るために
子ども優先で育てているその愛情を、実は一番近くであなたのお子さんがちゃんと見てくれているのですよ。
そして、あなた自身が、あなたの頑張りをしっかり見ています。
赤ちゃんの時は言葉が発せなくとも、幼少期になれば『お母さんだいすき』『ママだいすき』って毎日のようにハグして言ってくれるのは、お腹の中から今もずっと、自分のことを大切に守って育ててくれていると分かっているから。
〝世界で一番大好きな人〟が〝あなた〟なのですよ。
【育児・子育て中の幸せに気付く大切さ・世界一の宝物】
〝小さなこと〟でも改めて考えると、そこには〝幸せ〟がたくさんある
あなたの日々の頑張りは、子どもの笑顔や成長となって返ってきている。
それはお金には変えられない〝絶対的なもの〟
365日休みなく、自分のことより我が子のこと。
気晴らししたくても出来ない。
久々に友人と連絡を取ったときに休めず身体のしんどさを伝えても、簡単に『ちょっとでも一人で散歩してみたら?』とか『好きな事してリフレッシュしてみた方がいいよ』とか色々言われるけれど、子どもを置いてなんて出来ない、だから苦しくて辛いわけで。
結局嫌な気持ちになり気持ちは晴れず。
そしてもう疲れ切って、何もかも嫌になり発狂し爆発してしまい、子どもに当たりまた自分を嫌いになり、泣いてしまう日々・・・。
今までブチ切れたこともない人生だったのに、自分の人格が変わってしまったのかと思うほどに惨めに思ってしまったり。
だけどね、間違いなくあなたのおかげで子どもは日々少しずつ成長しているし、世界でたった一人のお母さんに呼びかけ、笑顔を見せているんです。
今はまだ実感が湧かず、ひたすら毎日をこなしている過程かもしれませんが、産まれてきた瞬間から数えると、明らかに成長しているんです。あなたの愛情のおかげで。
この頑張りは、お金には変えられない〝絶対的なもの〟あなたの【世界一の宝物】としてあなたの隣に居てくれているんです。
これ以上ない幸せですね。
あなたの人生で、こんなにもあなたを愛し、あなたを一生懸命にさせてくれている子どもに、本当に感謝です。
当たり前ではない。事件・事故に巻き込まれることなく、健康で、あなたの隣に居てくれることに感謝しよう。
育児に疲れ心身ともに辛い日々が続いてるかもしれませんが、子どもが元気に隣に居てくれていることを〝当たり前〟と思わずに、まず感謝しましょう。
毎日は余裕がなくて無理でも、ふとした瞬間でも良いのです。
その気持ちを持つことが大切なのです。
つい日常のことで忘れてしまいがちになってしまうけれど、我が子が健康で笑顔で元気に日々成長してくれていること、事件・事故に巻き込まれることなく隣に居てくれることは、本当に有り難いこと。
当たり前とあぐらをかくことなく、感謝の気持ちを心にとめておきましょう。
二度と戻らない、今の幼い我が子の姿を噛み締めておこう。
出産のあの日から、気付けばもうこんなにも大きくなっている。
あなたのお腹にはもう入らない大きさに。
思い出してみてください、妊娠を確認した頃なんてまだヒトの形ですらなく、数ミリの細胞だったんですよ。
そこから考えると本当に神秘的であり、感動ものです。
愛おしさでしかありませんね。
気付けばどんどん成長し、寝返りをうったり、ハイハイしたり、そして歩けるようになり、食べ物も自分で口へ運べるようになったり、言葉が分かるようになり会話もできるようになったり、靴も自分で履けるようになったり、お手手のサイズなんて、こんなに大きくなってる!と改めて感じ驚いたり。
一日一日、休みなく精一杯こなしているから感じにくいけれど、改めて我が子を見てあげると、これだけ成長しているんです。
たった一年前の写真すら、顔つきの違いに少し寂しさを覚えたり。
(こんなに可愛かったんだ、、、まだ半分赤ちゃんの顔してる。あの時は余裕なくて怒ってばかりだったけど、もっと可愛がってあげればよかったな。)なんて反省を交え思ったり。
しゃべり方や声も、半分赤ちゃんからだんだんお兄ちゃんお姉ちゃんになってきて、それも親として嬉しさ半分寂しさ半分といった感情でしょう。
・・・本当にそれぐらい子どもの成長というのは早いものです。
過去にはもう戻れませんから、未来を見れば〝今〟が一番幼いとき。
この時はもう戻らないと噛み締め、
しっかりと目の前の我が子を愛し、抱き締めてあげましょう。
振り返ればあっという間に感じる、それが夢中で駆け抜けた子育てというもの。
若かった自分も、気が付けば老けたな〜なんて感じてしまう。
だってもう子どもが◯◯歳だもの!そりゃ私も歳取るよな。笑
なんて、気が付けば苦労苦悩した子育ては、だんだんと子どもは自分の手から離れていき、一人でなんでもできるようになっていきます。
どこまでも親としては心配が尽きないものですが、過保護となってはその子の人生の邪魔をしてしまう。
そこはグッと堪えて、見守ってあげるのも親の役目。
だけど寂しい。
散々『自由になりたい』『自分の事がしたい』と思っていたのに、気が付けば子どもが離れていってしまうことの方が、その頃にはすごく寂しくなっているかもしれません。
自由は自由で、少し物足りなさや寂しさを感じるかもしれませんよ。
子どもと一緒に過ごせる時間は有限です。
今を大切に、幸せに。
子育ての終盤は、早くて18歳くらい。
早い子だともう実家を出てしまう子も中にはいるでしょう。
一見長く感じますが、高校生になる頃には部活やバイト、友人や恋人との時間が優先され、親のあなたと一緒にいる時間もグンと減ってしまいます。
あれだけ『お母さんだいすき』『ママだいすき』って言ってくれて、ウザいほどくっついて来てくれてた子どもは、気が付けばもう大人の階段を上ろうとしているのです。ちょっと寂しいですよね。
だから、本当に〝今〟子どもと一緒に居られる時間を幸せに感じましょう。
心身ともに余裕がなくてつい怒ってしまい、自己嫌悪になったりしちゃうけど、それも頑張っている証。
たまには、我が子と笑顔溢れる時間の過ごし方でも考えて、あなた自身も幸せ感じましょう。
あなたが笑顔なら、子どもも更に喜びますからね。
【おわりに】あなたのこの苦労苦悩が、一生分の宝物になる。
そして何より、あなた自身の身体も大切にしてあげてください。
今は無我夢中で毎日を駆け抜けているあなたですが、必ず子どもにはあなたの愛情が伝わっています。
大丈夫、あなたは本当によくやっていますよ。
ただ、何より自分自身の身体を大切に。
自分のことは二の次になりがちでも、時には身体を労わることも大事なこと。
身体の不調は心にも繋がってしまいます。
心身ともに不調だと、何にせよパフォーマンスが落ちてしまいますからね。
それに、あなたが倒れるような事があったら、子どもを守ることも出来ないですから。
お子さんにとって、
あなたがそばにいてくれることの幸せ・そしてあなたの笑顔は最高なのです。
その事をお忘れなく。
そしてこの大変な〝今〟が、あなたの人生で一生分の宝物になりますよ。
その日まで、一緒に頑張りましょう。
力を入れ過ぎず、ゆっくり歩いていきましょう。
少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。
読んでいただきありがとうございました☆
とらとらむーんでした🌙