〜(6)の続き〜
付き合って2度目の彼の誕生日目前、彼女の私に地雷を踏まれたか?〝俺の嫌なこと〟をされたかでブチギレてしまった彼氏のT氏。
私は彼にLINEもブロックされ、電話も出てもらえず、連絡手段がFacebookのメッセンジャーアプリでなんとかやり取りはできたものの、非常にキレた勢いが収まらない様子の彼。
彼にとって私が原因なのでしょうが、正直、一般的な考えからして〝キレた原因〟が分からない為、私も謝るにも具体的に彼の納得できる内容で謝れないわけです。
ということは、早く収まらせたい彼の怒りを鎮火させることは、すぐには難しいということになってしまいます。
どうしても彼の誕生日を一緒に過ごしお祝いしたかった、依存気味の私のこの願いは叶うのでしょうか・・・?
そして近い未来、そんな二人の間に〝ある転機〟が訪れ状況に変化が起こります。
それでは続きをどうぞっ!
『てめぇ・・・』
彼女に向かっていう言葉?
まじで、キレている意味が分からないんです

彼は話し合いもできない他キレる地雷があり、一方的な『俺が嫌なことはするな!』タイプなので本当にこちらも直しようもないのです。
彼の反応を常に伺い、彼の好きなことだけを発言・行動するAIロボットじゃなければ、きっとご機嫌な彼のまま一緒にはいることは難しいでしょう。
この記事を書く為に、現在の私は彼との過去のLINEメッセージのスクショを見たのですが、
当時の彼は相当キレていて、なだめる為に私は必死に謝ろうとしていました・・・が具体的に、悪いことをしたわけではないので、【何に・どう謝ればいいのか】がぼんやりとしていることが改めて伝わってきました。
私からは、
『勝手に不安にならないから』
とか、
『Tが嫌な気持ちにならないように気を付けるから』
など抽象的なことしか言えないのです。
なのでそれに対してもまた彼はキレる、という負のループ状態。苦笑
が、これって本当に私だけが気を付けなければいけない問題なのか?と、第三者から見てもこの言葉に違和感を覚えたのではないでしょうか?
100%彼女(私)側が彼の機嫌をこじらせないよう、すべて気を付けて交際していかなければならないのか?
蓋を開けてみれば、彼女が不安になるにもそれなりに〝理由〟があるわけですよね。
すぐに不機嫌になってしまう彼氏の未熟さも、彼女だけの問題ではなく彼本人の問題でしょう。
それらをすべて、100%彼女が悪かったことにし、音信不通と過度な怒りをあらわにし、彼女を責めるのは正常な考えからしたらいかがなものかと思います。
数年経った今でも、ブチギレた彼からの長文LINEというものは、一瞬で不快な気持ちにさせられるほどの負の威力がありましたね。
やはりこの〝ネガティブに働く力〟は、浴びない方が無難です。幸せを吸い取られてしまいます。
以下、
『てめぇ』LINEメッセージの一部抜粋。
『勝手に不安になって、勝手にショック受けたって被害者面して、毎回人として人格否定されて、最後にはただただ煽られて、罵倒され。
今度は、また勝手に不安になって、寂しくなって、「反省しました」って?
なにに反省してるの?
なにを謝っているの?
謝る対象も全て曖昧。それで謝ったつもりになるなよ。
ほんとに反省して、謝るなら、ひとつひとつ、なにに対して、どう反省して、今後どうするか、を言って、俺が納得して、それで初めて「Tの気持ちはどうなの?」って言う権利があるでしょ。
身勝手にも程があるだろーよ。
なに今度は連絡とらない俺を対象に被害者面してんだよ。散財煽ったのそっちだろ?原因つくってるのそっちだろ。
揚げ足取ってんじゃねーぞ!!!
てめぇがヘラヘラして考えてる以上に俺は今回の件は簡単には許さないからな。』
今こんな人に出会ったら、子ども守るために即お別れしてますわ
さすがに〝てめぇ〟はないですよね。
モラハラ気質のある人というのは、
こういう追い詰めた言い方や、歩み寄らず一方的に攻撃するメッセージやモノの言い方で、相手の心を支配し、依存させますので、いかに早く気付き離れることが、心身の安心安全を保つ為にも無難と言えます。
【誕生日】
音もなく過ぎていった大事な日
1ヶ月半も不機嫌が続く男

結局、私が楽しみにしていた彼の誕生日は、音もなく過ぎてしまいました。
当時は相当ショックな出来事で、誕生日当日の24時間がしんど過ぎてどこに心を置いたらいいのやら・・・どん底に落ちていたような心理状態でした。
依存症で彼に心を支配されていた私にとって、この無視されている期間というのは生きた心地のしない地獄のような日々で、音信不通中だろうと、頭から彼は常に離れないから余計に辛いのです。
さらに、ずっと楽しみにしていた彼の誕生日を二人で過ごす!という願いも、連絡が取れない期間中だった為、儚く散ってしまい本当に一人で泣いていました。
今、こうしてネタ化してお話しができていますが、本当に味わう必要のない経験です。
そしてブチギレから1ヶ月半ほどした頃・・・
『久しぶり』
と、痺れを切らしたのか一通のLINEメッセージが届いたのです。
まさかこんなに長く無視・音信不通にされるとは思わないですよね、一応付き合っているわけですから。笑
私からも執拗に連絡はしていなかったので、毎度そうですが、彼のほとぼりが冷めるのを待つのみ。
ですので、突然メッセージが彼から届く時というのは〝お!!ライブのチケット当選メール来たぁぁあ!!!〟ばりの驚きのようなものでした。
こんなの恋人って言えるのかしら・・・笑
そんな大事なこと、彼女の私には報告してくれよ

彼から久々に連絡が来て嬉しさはあるものの、もちろん初めは慎重に彼の様子をさぐりながらLINEメッセージを続けていくわけです・・・また地雷を踏まないように。
彼とのやり取りの中で、一つの事実?を伝えられたのです。
『ちょっと入院していた』
(は?!)
それは、入院していた事実を後から知るという、彼女として非常にショックな話でした。
そんな大事なことを事後報告され、当然(は?!)の反応になるわけで。偶然この無視・音信不通期間中に彼は体調を崩し数日間だけ、入院していたそうですが。
原因は〝免疫力が低下する疾患〟だったとかで、無菌室での入院だったから見舞いもできない状況、連絡したら心配して見舞いに来たがるだろと言われました。
来たがったとて!無菌室で見舞いを避けた方がいい状況なら、無理矢理行かないでしょ!
・・・もう本当、事後報告ヤメてくれ、悲しいから。
というモヤモヤした気持ちになるわけです。
憶測ですが、普段からバスケ仲間など色々な女性とLINEはしていたと思うので、彼女の私以外にはこの事実を言っていたんだろうな…とも今となっては思います。
本当、事あるごとに心エグってくれる彼。
彼といると、付き合っていながらも、〝距離を取られている感〟が強く出ていて、彼女として寂しさを感じることが非常に多かったのです。
1ヶ月半ぶりの再会(遠距離中ではございません)
彼は私に激しく〝謝罪を強要する〟

『久しぶり』の連絡が来てから後日、1ヶ月半ぶりという、かなり久々に二人で会っている時のこと。
車の中で、今回の喧嘩?彼がブチギレした件に関して、話し合いという名の彼の一方的な主張の時間がありました。
『てめぇ』の章で先述したように、彼の自分中心の思考では〝100パーセント彼女である私が悪い〟為、どうしても【彼が納得のいく内容で具体的に今後気を付けることを説明且、謝罪】しなければいけなかったわけです。
このまま俺と付き合っていきたければ、この方法しかないという圧であり、彼は私に激しく謝罪を強要しました。
『俺が嫌なことはしないと約束しろ!!!』
と脅しのように念を押され、私はなんとか彼の納得のいく説明と謝罪、そしてそれを承諾し、やっっっと1ヶ月半ぶりに仲直りができたのでした・・・。
その直後、彼の機嫌が一気に良くなり、その晩は久々に二人で過ごしました。
(※何度も言います。こんな彼とでも仲直りができたことで、私は久々の安心感と幸せを感じていたのです…ヤバいですよね。)
⦅男女の間柄に、このような洗脳や上下関係があってはいけない⦆と、この恋愛を経て体験者の私は事重く捉えています。
どちらかが支配し、どちらかが怯えるような関係は、人として決して良好なものとは言えません。
バスケ合宿にて
【告白】二人の転機

まだ少し暑さが残る秋頃、バスケ合宿がありました。
私も彼も合宿に参加し、仲間と充実した時間を過ごしていたのです。
夜のバーベキューも楽しく終え、女子は女子の部屋で寝るため各自の部屋で身体を休めようとしていたのですが、深夜、別の部屋にいる彼からLINEメッセージが届きました。
『眠れないからお散歩行かへん?』
私は嬉しい気持ちで承諾。
自然豊かな田舎道を深夜二人で語りながら歩く・・・彼女として特別なんだと勝手に幸せに感じている瞬間でした。
が・・・しばらくしてから、彼からあるを告白されたのです。
『地方へ就職が決まった』
大学院生だった彼はめでたく就職先が決まったのですが、遠方になるということ・・・。
つまり、これから【遠距離恋愛】になるわけです。
衝撃的な現実に、かなりショックを受けた私・・・。
彼は私に執着していなかったので、残念ながら私との距離の心配というよりも、なんだか未来にワクワクしているような感じが伝わってきました。
もちろん『一緒に来てくれ』なんて、ドラマチックな言葉はありません。
彼と対照的な私の内心はというと、
ただでさえ女関係の不安や、すぐに音信不通にする彼の性格に不安がある中、遠距離恋愛になってしまうのか・・・という計り知れないさらなる不安に襲われるわけでございます。
離れている間、絶対に安心はさせてくれないだろうという〝確信から来る不安〟。
この〝突然の運命の道〟転機が今後二人の・・・いや、私にとって吉と出るか凶と出るのか・・・?
この時の私はまだ、現実を受け入れることすら難しい状態にいるのでした。
次回、
最低な送別会の夜
私の引越し
などなどお話ししていきます!