〜(2)の続き〜
大好きな彼氏、T氏と私は夏の終わりに付き合い始め、恋人同士になることができ幸せのピークにいました。
しかし、付き合って早々に2度も彼から無視をされ、困惑する私・・・
〝向き合う〟ことができないモラハラ体質の彼氏と、今後どう付き合い続けていくのか。
それでは続きをどうぞ!
ナニが彼の地雷になるのか?まだ分かっていなかった頃
彼が不機嫌にならなければ、普段は仲良し

嫉妬や気に食わないことがあると、すぐに不機嫌になり音信不通を繰り返す彼氏のT氏。
ただ、付き合いたてで彼が私のことを好きな気持ちは伝わっていました。
なので私も幸せで、二人で過ごす時間が大好きでした。
二人でバスケへ参加すれば仲間もいて一緒に楽しめる雰囲気も、バスケ後の食事会も本当に楽しかったのです。
二人きりで過ごすデートやお泊まりも本当に幸せでした。
私自身も、彼にゾッコンだったのです。
なんでそんな話した?
過去に好きだった子との話

ある日、T氏とLINE電話で通話している時、ある女性の話をされたのです。
私は過去の女性関係などは自分から聞かない主義なのですが、この日は彼の方から勝手に、以前好きだった女性の話をされたのです。
ほうほう・・・
と良い気はしないが聞いていたのですが、ナゼそんな話を今彼女である私にするのか理解できませんでした。
その時点で特に、そんな話はやめてほしいなどは言うこともできず、『ある事件が面白かったよ』的なノリで彼は話してきていたので、ただ聞いていました。
要は、〝その女性とちょっと親密だった時期があったよ〟というような内容。
『元カレが女性の家につきまとっていたのを俺が車に乗せ助け、一緒に伏せて隠れたんだよ』とかいう、今カノの私からしたらどうでもいい話でした。
ちなみにその女性は同じバスケグループ内にいるので、私はまだ会ったことはなかったが、今後会う可能性大の人でした。
ならば余計にそんな話は、すな!と怒りですね。知らなくていい情報です、本当に。
実際に、後に私とその女性は女子バスケのチームメイトとなり、よく関わることになるのです・・・
T氏の余計な過去の話で、私はその女性に要らぬ感情と不安を抱くようになります。
しかもその女性の人間性は結構なう◯こで、約束や時間にルーズでだらしがなくチームメイトにも迷惑を頻繁にかけ、注意されても寝坊・遅刻癖は直らず、面倒なことは人に押し付けたりするような信用性に欠ける性格。
女性同士にはかなり悪態があるのに対し、男性には遠慮なく甘える典型的な〝女に嫌われるタイプ〟でした。
可愛いかと聞かれれば普通レベルでしょうが、自己管理のできない子なので、私が初めて見た時よりもどんどん太っていく様は、バスケ仲間も見届けている程でした。
そんな女性に妬いている私もみっともないので、堂々としていれば良かったのですが、当時はそうもいかないくらい、交際期間中、彼がずっと不安にさせていたのも事実。
自己中心的でモラハラな彼と付き合っていることが、だんだんとしんどくなることも多くなっていくのです。
しかしそれでも、私は別れたくないの一心・・・。
〝女性を送りたがる〟彼の性癖
深夜での送迎もザラにある

私には、T氏の行動の中で【無視】と同等にもう一つ、とても嫌な行為がありました。
それは〝女性を送りたがる性癖〟でした。
私も車移動の時もあるので、困っている友人を駅まで送ってあげたり、それは昼間だったり、ましてや夜に男性を送るなどは滅多にないことです。
しかし彼の場合は異常。
こんな元カレ、男友達は私の周りにはいませんでした。
送ることで人の役に立っているという一種のプライドなのか、女性と話すことが大好きなT氏は、好き好んで自分から女性に『送って行きましょうか』と、そこに女性がいれば挨拶のように声を掛けているレベル。
『俺は男子校出身だから女の人が苦手だ』
とか言いながら女好きじゃねーか。
女性を自宅まで送ることが楽しく、彼の生きがいにも感じてしまう程なのです。
その行為は、彼女ができても変わらず、〝自分から〟女性に声をかけ、車でその人の家まで送るということが大好きで、頻繁に女性と二人きりで車内で過ごす時間が異様に多い男、T氏でした。
どうしてそんな環境下なのかというと、
まずバイト先です。深夜に終わるバイトで、毎回のように若い子たちを家まで送っていました。
(自力で帰れないならその時間にシフト入れるなよ)
そしてバスケ女子。
彼はもう喜んで女性を車に乗せ、自宅まで送っていましたね、はい。
バイト先はもちろん、バスケ女子でも時間帯は夜〜深夜の時もあります。その間、しばらく二人きりです。
それが頻繁である。
しかも男性じゃなく、女性を自分から進んで送りたがるのです。
夜間に車内で女性と二人きりの時間が頻繁にある彼氏。
とにかく不安で不安で嫌な気持ちに襲われている最悪な我慢の時間が、頻繁にあるのでした・・・。涙
彼女である私だけの助手席ではない、たくさんの色んな女性が彼の助手席のシートに座っているのです。
ちょっと気持ちが悪い。
もちろん、私だけの助手席よ!なんて思いませんが、
(あぁ・・・数時間前の昨夜も、誰かココに座ってたのね。)
と思うようなことは多々あり、助手席シートに座る感覚が少し気持ち悪かったのです。
『彼女なら我慢しろ』

私は、彼氏であるT氏が女性を頻繁に送迎する行為に抵抗があり、嫌だということを伝えてみたのです。
しかし、一切聞き入れてもらえませんでした。
それどころか、
『そんなこと言われてガッカリした。彼女なら、そういうことも受け入れてくれる人が理想的だ。俺の彼女なら我慢しろ。』
と言われたのです・・・。
え・・・
ヤバイヤバイヤバイヤバイ、イっちゃってる・・・
でも、当時の私は彼が大好きで〝理想の彼女にならなければ嫌われてしまう〟と思い、嫌で不安で辛いことも全て彼の言いなりになり、我慢し続ける馬鹿な女だったのです。
ありえない!
過去に好きだった女性と深夜何時間も二人きり・・・

当時、バスケ仲間用に借りていたアパートがあり、暇でちょっくら行きたい人がグループLINEに声を上げ、気軽に集える場所がありました。
各自で買ってきたおつまみやお酒で乾杯し、くっちゃべったり、自分たちの試合のビデオを鑑賞したりしながら真剣に話す時もあるような、そんな居場所でした。
その夜、私は行かなかったのですが、彼氏であるT氏は行っていたようで。
(そういうことも彼女には内緒というか言いたくない自由主義)
でも、もちろんそこにはバスケ女子もいます。
彼は車で来ているのとお酒が苦手なので基本ジュースですが、他のメンバーはお酒好きで、結構飲んで楽しくしゃべっていたよう。
夜〜0時前後まで過ごすこともあるので、そのアパートに泊まる人もいます。
そして電車が無くなり帰れなくなった人ももちろんいて、その数人をT氏が送っていくことになったそうです。(というよりT氏が自分から送ると言ったのでしょう。)
その中の一人に、結構飲んで酔っ払っていた女性がいたのです。
そう、それは以前T氏が私に話してきた、だらしがない女〝過去に好きだった子〟でした・・・。
T氏は他の人たちを送り終えて、最後にその女性を車内に残していました。
その時私は、自分の部屋のベットで寝ようとしていたのですが、嫌な予感が働いてしまい、眠れずにいたのです。
案の定、彼にLINEをするとリアルタイムで今、その女性の家の前で、車内で二人きりだと。
その女性・・・いや、その女は酔っ払って、私の彼であるT氏の車の中で、スヤスヤ爆睡しているとのこと。
時間は深夜2時前後・・・
彼氏であるT氏は、こう言うのです。
『眠っているから起きるまで起こさない、このまま起きるまで待つ。』
・・・は?!怒
とっととそのブスを叩き起こして一人で歩かせて家に入ってもらえよ!!!!!
私、なんでこんな夜中に彼氏に不安で泣かされなければいけないのか、彼は何をしたいのか?意味が分かりませんでした。
彼に『起こして帰らせて』と言っても、
聞く耳を持たず、それどころかまたしても私の意見に逆ギレし、一切、私の気持ちを考えた行動をしてくれませんでした。
我慢するのはいつも彼女の私。
口出ししようものなら『彼女なんだから我慢しろ!それぐらい許せ』と怒鳴る。
結局、何時間もその女と深夜の車内に二人きりで過ごしていたそうです・・・。
私は一晩中、不安でツラ過ぎて眠れないまま、翌朝仕事へ向かうのでした。
付き合い続ける意味?しかし負のループ。
依存し始める私・・・
大切にされない私

私のことが大好きだった付き合いたての頃でも彼の謎の行動により、振り回されてきた私ですが、
数ヶ月が経つと彼の私を好きな気持ちも落ち着いてきたのか、冷めた態度や、キレる、怒鳴る、長文LINE攻撃も増えてきました。(モラハラやん)
そうなると通常の交際は難しく、私は彼のご機嫌や行動を計るようになっていきます。
自分らしさを見失いかけ、彼に合わせながら付き合う・・・LINEが来ないとずっと不安・・・そんな苦しい日々が襲ってきていました。
彼の辞書の中には〝恋人と話し合って寄り添う〟の言葉はなく、
彼は、彼女である私が悲しもうが泣こうが知ったこっちゃないという精神で、冷酷な態度が常なのです。
私の、不安によるストレスは、徐々に並のものではなくなりつつありました・・・。
クセ強過ぎ彼氏
『俺が嫌なことはするな!』
俺が一番!彼女の気持ちはどうでもいい

ある夜、私は彼に送ってもらい、車内で話をしていた時のこと。
彼の行動によって私が不安感がヒドいということを伝え、少しでも理解してもらいたく、話し合いたかったのだが、全然話し合い・聞き合いということが彼には皆無でした。
それどころか、そんなことで不安になっている私への怒りで彼がだんだんとキレていく様子・・・
『不安にさせてごめん。』
なんて言葉は付き合っている間、一度もなく、
次に彼から放たれた言葉は、あまりにも身勝手で信じられないものでした。
『俺が嫌なことはするな!』
と、私に怒鳴り、ハッキリと言い切ったのを私は忘れません。
そう、典型的な〝俺の考えが一番!思考〟の持ち主でした。
彼女が嫌がっている行動はやめない、絶対に聞き入れてくれない。
しかし、俺が嫌なことはするな!とキレる。
『俺に合わせろ!彼女だろーが。』
最ッ低・・・クソ過ぎるっっ!!!!!
自分勝手にも程がある!どんな育ち方したねん!
でも、、、まだまだ序の口。
彼の悪態は、今後まだまだ続いてきます。
次回をお楽しみに!
つか、早よ別れろよ私っっ!!!!!
(過去の自分へ、現在の自分からの喝)