幼稚園の給食費、副食材費補助の申請について
この申請用紙は幼稚園からもらい【記入し】・【必要な書類の用意と】・【支払った給食費の領収証(幼稚園が作成)】を付け、幼稚園へ提出します。


私は幼稚園による説明不足の為、危うく申請し損ねそうになった事から、他のご家庭でも同じ目に遭わないよう注意喚起のため、実体験を含めこの記事を書きます。

それでは早速どうぞ。

幼稚園の給食費(副食材費)の補助金が出る対象

副食材費の補助金申請の対象者

補助金対象者

【施設型給付を受けない幼稚園に在園し、市区民税の所得割課税額が一定額未満の世帯】
▪️年収360万円未満相当世帯(市区民税所得割合算額が 77,100 円以下の世帯)

【多子世帯】
▪️同一世帯内の小学校3年生以下の子どもの人数を数えた場合に、幼稚園利用中のお子さんが第3子(3番目)以降になる場合


【私学助成幼稚園(未移行幼稚園)】
(子育て支援新制度に移行していない私立幼稚園)
▪️新制度未移行の幼稚園で、給食にかかる実費徴収額のうち、副食費(おかず代等)に相当する費用について、市や区の補助により減免されます。

※幼児教育・保育の無償化に伴い、令和元年10月分から実施されています。



給食費(副食材費)の補助金額と必要書類

補助金額は市区町村による

給食費(副食材費)の補助金額は市区町村によって前後しますが、補助金額は、4,800円/月額の上限がほとんどです。
月毎の上限額と、実際に支払った副食費の額を比較し少ない方が補助額となります。

申請に必要な書類

こちらも幼稚園の説明不足や添付される書類が不十分だと、分からない部分です。
事前に申請書以外にも〝こういった書類が必要なんだ〟という事を把握しておきましょう。

幼稚園に提出の際、必要書類の忘れがないようザックリと説明します。
※それぞれ家庭状況により必要書類は異なりますので、詳しくはお住まいの市役所のHPを確認しましょう。



【幼稚園が保護者に提供する書類】
・『実費徴収に係る補足給付費交付申請書』
(市区町村により若干、申請書の名目が変わる)
・支払った給食費の領収証
(副食費の額の記載ありのもの)


【本人が用意する書類】
・前年もしくは今年1月1日現在の住所が市外の場合
➡︎市区町村民税課税(非課税)証明書/市区民税・県都民税特別徴収税額決定通知書の写し/市区民税・県都民税納税通知書の写しのいずれか一点


・母子/父子家庭の場合
➡︎『戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本)の写し』
(6ヶ月前までに発行されたもの)
※離婚手続き中等の理由により『戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本)の写し』が提出できない場合は『離婚届受理証明書』を用意する


・離婚前提で別居中の場合
➡︎離婚調定中または裁判中であることを証明する書類の写し
※書類が提出できない場合、別居中とは認められずに市区町村民税所得割額を合算されてしまいます。
そのため、対象年度1月1日現在の住所が市外の場合は、市区町村民税課税(非課税)証明書の提出が必要となります。
税情報が不明となる場合、補助金は不交付決定となってしまいますのでご注意を。


忘れずに、幼稚園指定の提出期限までに早めに用意しましょう!


幼稚園に入園してからルールや申請など分からない事ばかり。
説明不足の園もあるので注意が必要!

幼稚園にしっかり確認しましょう、そして申請期限があるのでご注意を

子どもを幼稚園に入園させる親もまた、その経験すべてが初めてであり、何もかも分からない事ばかりですよね。
その中の一つに、この給食費が補助される制度、副食材費の補助金申請がありますが、おそらく、対象となる私たちの方から幼稚園に確認しておくものかもしれません。

【申請書の提出先について】市区町村役所のHPには・・・

申請書兼請求書の提出先は利用する幼稚園となります。
提出方法や期限等は
幼稚園に確認してください。


となっていますので、
副食材費の申請については、【第1期・第2期・第3期・第4期】とある為、入園時と定期的に忘れないように園に申請書について確認しましょう。


申請には期限がありますので注意が必要です。
詳しくはお住まい地域の役所HPでご確認を!

【実体験を話します】注意!第2期以降は幼稚園から申請用紙を渡されない事も

以下は、一部の不親切で説明不足の幼稚園による対応の一例です。
(愚痴のニュアンスです、ご容赦ください)

<私が通わせていた幼稚園での話>
(基本的にすべての対応が雑で虚偽で問題だらけの園でした)

この給食費補助の申請について、私は不安で一度、入園頃に幼稚園に問い合わせをしました。
なんとなくを説明された状態で、とりあえず『今ではない』というお話しだったのでそのまま息子の幼稚園生活に私も慣れない日々を奮闘しながら過ごしていました。


そして第1期の申請の頃合いだったのでしょう。
給食を利用した4月5月6月分の申請という事で、7月に入り夏休み前に幼稚園の方から、予告なく無言で息子のカバンに申請用紙が入っていて間接的に渡されました。

申請書と同封されていた用紙には、記入例や必要書類の有無の存在が記載されていたので、それを見ながら【必要事項を記入し、必要書類の用意(私の場合は戸籍謄本)、幼稚園から添付された給食費の領収証の3点】を幼稚園に渡し、申請してもらいました。
その分はちゃんと8月に指定した口座へ補助金が振り込まれたのですが・・・
しかしそれ以降、この申請について園からは説明や助言はないままでした。


※そもそも入園時の副食材費補助の申請の説明の際、
『第2期以降の申請は、そちらから申し出てくださいね』などの説明はまったく無く、こちらもどのタイミングで幼稚園に申し出ればいいか・もしくは第1期の時と同様、幼稚園から申請書を予告なく無言で渡してくるのか・・・その辺が理解できていませんでした。
しかし私自身もそんな疑問にまで、もう一度園に確認する気すら回らず。

(また申請時期に幼稚園側が息子のカバンに入れる流れと、暗黙の了解で感じていた程度。)


初めの時に説明が不十分だった為、私も気付くのが遅く・・・
ある日、幼稚園関係の口座の記帳をし、第2期以降の補助金が振り込まれていない事に気付き、退園前の2月に慌ててこちらから幼稚園に電話をし申し出て、申請書を渡してもらうようお願いしました。

(第1期の時は、幼稚園から申請用紙を予告なく無言でカバンに入れ渡してくれたが、それ以降なんの説明も無かった為、もしかしたら第2期以降も申請時期の頃合いに息子のカバンに入れてくれるのかとも思っていたが、それも無く何ヶ月も過ぎていた為、もしかしたら指定の口座に自動で振り込まれている・・・?なんて一瞬考えてしまったんですよね。やはりそんな事は無く)

慌てて幼稚園に申し出をした電話のとき事務の方に、今日このあと子どものお迎えの際に申請用紙をカバンに入れておくと言われたが・・・第1期と違い、領収証も・申請書に関しての説明書きの用紙も添付されていなかったです。
(領収証は急いだ為にまだ未作成だったと思われる)

説明書きが添付されていないと、〝必要書類〟が〝必要なことすら〟気付かないわけです。(ホント不親切)ハッと自ら気付き、ネットで役所のHPを見るとやはり必要書類が書かれていました。こういった大事な申請ほど、細かく必要書類の有無を確認するものであり、一度申請しただけでは覚えてられませんよね。危うく自分で気付かなければ添付忘れで提出できず更にロスしてしまうところでした。


この遅れてまとめて申請した第2期〜第4期(7月〜3月分)までの副食材費の補助金は、私の住まいの地域の補助金額で合計4,800円×9ヶ月分🟰43,200円の補助金(給食費から戻ってくるお金)を損してしまいそうになったので、こうして数字で見てみると結構デカいなと痛感しました;


ちゃんと疑問を確認しなかった私も悪いのですが、
曖昧な説明(説明不足)やコミュニケーション不足の対応には正直不満はありますね、残念です。
おそらく、同じような雑な対応で困られている保護者の方はいらっしゃるなと思うと心配な気持ちでした。

対人間ですから、残念ながら本当に園によるのでしょう。
親切丁寧に説明してくれる幼稚園ももちろん存在していると思っています。


【おわりに】
大事な申請は忘れずに。そして、不親切から困る人が減ることを願います

自分自身でも確認。そして幼稚園側の丁寧な対応を願います。

以上の事例では、私自身がしっかり細かく確認しておくべきだったかもしれませんが、このような対応により同じように後々困った事になった保護者も少なからずいるものだと感じます。
提出先である幼稚園側が不十分な説明だと後々困ったことになりかねませんね。


それぞれ幼稚園により、親切に説明してくれる園もあると思います。しかし今回のようにいい加減な園ももちろんあります。
そもそも自分自身がちゃんと調べて理解しておかなければならない事ももちろんありますが、先述でもお伝えしましたが、やはり市役所のHPを確認しても『幼稚園に従って』という文言が目立ちます。
ならば、しっかりその任命として幼稚園に通う保護者に対し、対応すべきでしょう。


幼稚園の事務の方や先生方は日々大変かと思いますが、これも大切な仕事の一つですので、怠ることなくしっかりと保護者の方々に説明してあげてほしいとしみじみ思います。
お金をいただき事業をしている時点でしっかり、対人間の対応をしてほしいと願うばかりです。
(ちょっと個人的な感情が入りました・・・失礼しました)


お子さまを持つ保護者の皆さまにも、日々仕事に育児に身の回りの問題と、何かと大変かと思いますが、大事な申請類は、期限内に問題なく、無事に済ませられる事をお祈り致します。




少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。

読んでいただきありがとうございました☆

とらとらむーんでした🌙