もくじ [ close ]
  1. 結婚生活半年で【私が即、別居した理由】
    1. 即、別居した理由
  2. 【児童手当】受給者じゃない口座へ変更できない問題
    1. 『別居中の児童手当はどうなるの?母親の口座へ変更できないってホント?!』この問題に解決方法はないの?
  3. 【無知は怖い】できる限り対策&情報を調べてから別居を実行しましょう
    1. 家庭内における『あなたの義務』を放棄したとみなされてしまう場合がある
  4. 【やるべきこと】証拠集め/メンタルクリニック/財産の確認/弁護士相談/住民票移動(メリット・デメリット)と転送届
    1. 大事な【証拠集め】は同居生活中に必ずやる
    2. メンタルクリニックで診察&診断書を書いてもらう
    3. 夫婦の財産の確認をしておく
    4. 『弁護士無料相談』を利用し、【別居しても不利にならないか】【別居中の婚姻費用】【住民票移動は必要か】など確認しておく
    5. 住民票移動のメリット・デメリットと、転送届
  5. 【別居中の婚姻費用】は必ずもらいましょう
    1. 妥当な【婚姻費用】を夫に示し、毎月振り込んでもらう
  6. 【公証役場】公正証書を作っておく(必須ではない)
    1. 【※離婚届を出す前が安心!】あなたの状況によって公証役場を利用しよう
  7. 当人(夫・妻)が話が通うじない人間なら、代理人や義母と掛け合うのも一つの手段
    1. 私は義母とほぼすべてを話し合い、和解しました
    2. 稀なパターンだが私の環境は、結果的には公正証書を作らなくて良かったこと
    3. 【養育費の一括払い】重要な注意点があることを事前に知っておこう
  8. 【おわりに】すべては、あなたと子どもが損しないための行動が基準
    1. ネットだけでなく、〝子連れ離婚にまつわる本〟も活用すると尚、良し
    2. あなたの『幸せになるために離婚する』を応援します

【別居中の婚姻費用】は必ずもらいましょう

妥当な【婚姻費用】を夫に示し、毎月振り込んでもらう

婚姻費用とは・・・
別居中でも婚姻関係の間、夫婦や未成熟の子どもが生活水準を平等にするため・維持するための互いの扶養義務であり、民法に定められた権利です。
婚姻費用の支払いは、義務です。
所得が高い方が、低い方へ支払わなければいけません。
支払わない場合、いくつかのリスクがあります。

婚姻費用を支払わない場合・・・

・婚姻関係を継続したくても不利になる

・離婚時の条件的に不利になる(慰謝料が多くなる等)

・【婚姻費用分担調停】が申立てられたり、裁判所から支払命令が下され、過料に処される場合もある

・財産の差し押さえをされる(給与債権・不動産・預貯金)
 ※差し押さえるには『公正証書』『調停証書』『審判証書』など有力な証明があれば可能



所得の高い方の給与から計算して、毎月の婚姻費用が決まります。


別居前にきちんと夫婦で婚姻費用の金額について話し合えれば、書面に残して離婚成立するまで毎月振り込んでもらいましょう。
事前に話し合いができなかった場合は、別居中にLINEや記録の残るもので婚姻費用の取り決め・指定をしましょう。そして(※)公証役場で公正証書に記録してもらうことも効果的です。
弁護士を利用している場合は、弁護士を通しての取り決めが良いでしょう。
(※)公証役場・公正証書に関しては以下の章でお教えします。


またまた私の場合は・・・

・別居前に無料相談で弁護士に夫の給与から計算される『養育費と婚姻費用の額』の相場を確認しておきました。
※定められた算定表を基準に決められますが、夫の給与が低いとやはり養育費も婚姻費用の額も低い。

・情けない話、夫は降格されアルバイトだった為、給与の額が毎月変わっていたので、会社の電子給与明細書を私が見られるようにログインPWを教えてもらい、毎月の給与の額を確認し、こちら側から婚姻費用の金額の指定をしていた。
※相手に指定されてしまうと絶対低めに渡してくると思ったので先手を撃ちました。本人が承諾すれば、弁護士が計算した額よりも少し多めに。(向こうが原因だとしても、夫にも生活があるので無理のない範囲で対応)

・毎月、給料振込日から3〜5日以内には私の口座に振り込んでもらうように約束&継続させました。
(その際、会話の画面が残せるのですべてLINEでやり取り)


もちろん、離婚成立するまで毎月、婚姻費用の振り込みは継続してもらいました。



【公証役場】公正証書を作っておく(必須ではない)

【※離婚届を出す前が安心!】
あなたの状況によって公証役場を利用しよう

そもそも公証役場って、なに?

【公証役場
法務省の管轄であり、公証人が公正証書の作成や私文書の認証、遺言や任意後見契約などの公正証書の作成,私文書や会社等の定款の認証,確定日付の付与など,公証業務を行う公的機関です。
中立・公正な公証人が作成する有効確実な書面を残すことにより,争いを未然に防ぐことができます。

離婚協議で公証役場を利用する場合
『養育費』『婚姻費用』『親権』『子どもの面会有無』『財産』等の夫婦で取り決めた内容を、公正証書に記録して作成してくれます。
作成完了までに、おおよそ2週間〜1ヶ月掛かります。



離婚協議中に取り決めた事など、夫婦の間に立ち、公平に『公正証書』に記録し証明として作成してくれる為、婚姻費用や養育費の未払いが起こった時などに、有効的な証書になります。

公証役場を利用する場合
離婚にあたり夫婦である程度決めた内容を『覚書』として持参します。
これは、パソコンでも手書きでも良いので作成して、公証役場を予約し、夫婦または代理人で面談をします。
もちろん公正証書作成は無料ではありません。費用はかかります
そして予約の電話の際、以下のような事を確認しておきましょう。
・面談時間
・どのような流れか
・夫本人が来れない場合は相手側の代理人で対応できるのか
・持ち物
・証書手数料はいくらか、いつ支払うのか
その他、不安な事など。



私が公証役場に電話した時の内容を端的にお教えします。

・確認したいことを聞く
・日時の予約

・流れを確認
予約した日時に行く
【公証人と打ち合わせ】30分〜1時間
後日、
【夫婦または代理人と二人で公証役場へ】スムーズなら30分以内で終話
その時に公正証書の手数料を支払う

・持ち物/用意するもの
・面談に行く二人分の顔写真付き身分証
・和解金や養育費振込み口座の分かるもの
・戸籍謄本
・覚書
・判子
・おそらく証書手数料は17,000〜20,000円とのこと
(夫婦で折半しましょう)


【重要】
離婚届を出す前に!公正証書の作成を済ませておくことが安心です!
夫婦で取り決めた事が離婚後の長い生活の中、きちんと守られるのか・後々問題が起きないか心配な場合は、公証役場を利用しておいた方が何かと助かるかもしれません。


当人(夫・妻)が話が通うじない人間なら、代理人や義母と掛け合うのも一つの手段

私は義母とほぼすべてを話し合い、和解しました

元夫が本当に話ができない程度の人間で、まともに離婚に向けて進められなかった為、私は義母と細かいことを話し合い、養育費も面会も離婚決定も決めました。
直接会うという事はせず、すべてLINEです。(やはり取り決めの内容を文面で記録に残せるので。)


中々義母とすべてを決めるという離婚協議は稀な事例だと思いますが、義母はまともな感覚を持ち、『私の息子が原因で別居・離婚に至ってしまった』と自覚してくれていた素晴らしい方だったので、揉めることもなく、こちらの要望を飲み込んで下さいました。


初孫に本当は会いたいけれど『面会も無し』時々、写真や動画を送ってくれるだけで構わないと。
『養育費』も子どもが成人するまでを考えると額は少ないけれど、一括で支払いを承諾された。


元夫はまったく話が通じないのでLINEをブロックし、義母と今も連絡先は繋がっています。


本当に稀ですが、
離婚成立までのストレスは凄かったけれど、話のできる相手(義母)と和解し、無事離婚届を提出できて現在に至ります。

稀なパターンだが私の環境は、結果的には公正証書を作らなくて良かったこと

一度は、義母と取り決めた事を公正証書で記録し証明を持っておこうとしましたが、義母は少し抵抗があった様子でしたので、結果的に証書は作らず、取り決めた事を済ませてもらってから離婚届を提出しました。

※すべての取り決めはLINEに残してスクショしておく

・養育費は、一括で指定した金額を離婚前に夫の名義で私の口座へ振込みしてもらった。

・面会は無しの話で進み、その旨もLINEに残されているので向こうからもそれ以上の要望は無し

・何より、【養育費の未払い問題】や【面会のストレス】が無く済んだので、本当に良い結果となった。
離婚して数年経ちましたが、元夫との間や義母とのトラブルもなく過ごせています。



離婚協議の際は、感情的にならずに、一線置いて話し合うことが円満に終わらせるコツになります。
(もちろん相手の出方にもよりますが)
すぐに感情的になりやすい私は、義母とのやり取りのLINEを一回一回、深呼吸しながら、迷った返答に関しては、信頼のおける友人に〝第三者目線〟での返答をアドバイスをもらいながら、離婚に向けて義母とやり取りを完結しました。

【養育費の一括払い】重要な注意点があることを事前に知っておこう

養育費の一括支払いのメリットは、受け取る側の毎月の不安がない事です。
しかし注意しなければならないのが、ひとり親に支給される【児童扶養手当】と【贈与税】。



離婚成立した際に、子育て支援課窓口で児童扶養手当の手続きを行なっている際に、養育費に関して確認され、『一括で済ませた』事を伝えると職員は慌てている様子で他の職員と相談している・・・
私は無知でしたので、その瞬間大丈夫かと不安だったが、、、、
結果、大丈夫でした。(ほっ・・)


なんだか、『離婚前の振込みか・離婚後の振込みか』と『振込み名義は誰か』などで問題があったようです。
私は、『離婚前の夫名義の振込み』で問題回避でした。
おそらく、離婚後だと婚姻関係にないので【養育費の多額振込み】扱いで、児童扶養手当の受給に影響が起きるかもしれなかったわけです。

【養育費を一括でもらった場合の影響】
・児童扶養手当に影響が出る
・児童扶養手当には所得制限がある為、養育費を一括で受け取った場合の年の翌年に所得制限に引っ掛かる可能性がある
・児童扶養手当の受給資格者本人の所得額に、一年間で受け取った養育費の8割を加えた額が所得制限額内であれば手当は支給される
・贈与税が課される場合がある
 ※未成熟の子への親の扶養義務である為、生活費や教育費に充てている・通常必要の金額として認められる範囲内のものであれば、受け取った養育費を預金していても贈与税は課税されない



このような影響を受けてしまう可能性もあるので、
養育費の一括受取りは、弁護士に確認するなどよく調べてから慎重に判断しましょう。


【おわりに】すべては、あなたと子どもが損しないための行動が基準

ネットだけでなく、〝子連れ離婚にまつわる本〟も活用すると尚、良し

別居・離婚を考えた時に、とにかく調べました。とにかく無知は怖い・危ないと。
自分自身と子どもを守るためにも、入れられる知識は勉強しながら離婚に挑みました。



別居中や離婚成立後に必要な手続きなども、事前に知っておくのと知らないのとでは、後々の手間や焦りが変わってきます。
これも全部、損をしないため、身を守るため。


私がその時、お世話になった本があります。

【子連れ離婚を考えたときに読む本】
著者:新川てるえ

自身のシングルマザーの経験を活かし、家庭問題などの
カウンセラーとしてメディアに多数出演。
2014年シングルマザーとステップファミリーを支援する
NPO法人M-STEPを設立。
ひとり親家庭と子連れ再婚家族の支援に取り組んでいる。
著書は25冊以上にのぼる。


(著者紹介、一部抜粋)






こういった経験上の本を読んでおくと、非常に役に立ちます。
あなたを味方してくれます。

私はこの本をAmazonで見つけ購入しました。
『新版 子連れ離婚を考えたときに読む本』単行本ソフトカバー
https://amzn.to/4jka03d
定価(本体1,400円)1,540円税込



【慰謝料・養育費・婚姻費用、不受理申出書、公正証書、その他離婚後に待ち構えている手続き】など・・・不安な知りたい事を色々教えてくれます。
そして大事な、親の離婚に対しての【子どもの気持ちを考えさせてくれる】部分もこの本には含まれていますので、〝子連れ離婚〟を考えたときに読まれることをオススメします。



あなたの『幸せになるために離婚する』を応援します

〝離婚は、幸せになるための一つの手段〟胸を張って前進しましょう。
気持ちの分からない人や、身近な人ほど色々言ってくるかもしれません。
その度に悔しい思いをするかもしれないが、あなたは間違ってないですよ。

離婚後もしばらくは苦労が絶えないかもしれないですが、
大丈夫。人生、良い方向に進んでいますよ。

とらとらむーん

何かありましたら、とらとらむーんにお話してくださいね。
いつでもお聞きしますよ。
私はあなたの『幸せになるために離婚する』を応援します



少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。

読んでいただきありがとうございました☆

とらとらむーんでした🌙

*お悩み相談・お仕事のご依頼*
当ブログへのご連絡は、以下のフォームからお問い合わせくださ…
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