〝大家族・きょうだいが多いことは幸せか〟
答えは、No.
なぜなら親の愛情不足や、いじめ・差別など、外部には理解してもらいづらい問題が生じることもあるからです。
・子供の頃から不仲なきょうだい関係の人もいますし
・良好だった仲でも大人になり何かをきっかけに、嫌がらせが起きてしまった人もいます。
そして最大の問題は、職場や友人などと違い簡単に〝もう会わないようにする〟という事ができないという難点です。
この記事では、実際に大家族で育った私の経験や同じく大家族の友人などからの
【子供の頃】
【大人になってから】
【親との関係や様子】
を簡潔に、個人の見解でメリット・デメリットをお教えします。
※それぞれの家庭環境にもよるものなので、すべての大家族に当てはまるものではございません。
多少お見苦しい内容もあるかもしれません。
その点はご容赦ください。
子供の頃の環境
メリット
・学校や地域の集まりで兄姉の名が知られているので、先生や先輩などから話しかけられやすい
・きょうだい(兄姉妹弟)が多いことで話題にされ盛り上がる
・下の子の面倒を見る力がつく
・兄や姉の友達と一緒に遊ばせてもらえる
・いい意味で親に放任され、自由度が高く厳しくない
・家族が集まると賑やか
デメリット
・きょうだい喧嘩がある
・兄姉たちの喧嘩の時にどちらの味方になるか選択を迫られる
・親が下の子の世話で忙しいため、上の子は妹弟の面倒を見ないといけない
・きょうだいや親から一緒になって容姿を馬鹿にされる
・離れた上の姉(兄)と親の激しい喧嘩を目の当たりにする
(幼い子は見てはいけないレベル)
・きょうだい間で好きと苦手のきょうだいが皆それぞれいる
・子供(きょうだい)が多い分、親の愛情が散漫になったり・一人一人に目が届かないので、自分のことをちゃんと見てくれてない寂しさから非行に影響されることもある
・下の子に手が離せず授業参観や大事な入学/卒業式など親が出られず、伯母など他の人が代わりに来る
・親にもっと自分を見てほしいと思うようになる
・親と一対一で相談など、心から話し合える機会がほとんど無い
(本音の会話不足のため、親に自分を知ってもらいづらい)
・箱アイスやケーキなど人数で均等する分、少量しか食べられない
・出掛けるとき誰かしら忘れられる
・お年玉を配る方も大変なのか、一人から貰う金額が少額
・親からのお小遣いも少額
大人になってからの環境
メリット
・孫が多くなり、親が喜ぶ
・きょうだいと仲が良ければ自分の子ども同士(いとこになる)を遊ばせられる
・仲が良ければきょうだい同士で飲みに行ける
・両親の誕生会などイベント事に大勢で喜ばせることができる
・家族での飲みの席は賑やかになる
デメリット
・きょうだいの子供たちへのお年玉が大変
(金額は権力ある上の姉兄に強制的に決められ一律)
・きょうだい同士で逆らってはいけない上下関係が出来上がる
子供の頃、『面倒を見てあげたでしょ』という、こちらにはどうしようも変えられい基準で上から物言い
・複数人で嫌がらせやいじめ
金魚のフンのように長女長男にくっつくきょうだいがいて、一緒になって権力のない下のきょうだいに仕向ける
・それぞれに旦那や嫁や子どもができるので、
外食や旅行などがさらに大勢になり予約も移動も大変
・それぞれ家族ができると、
ちょっとした外食や旅行の計画のときに
『なんであいつの家族だけ』
『うちの家族も誘ってよ』
と言う人たちが出てきて結局
『じゃあ全員に声掛けないといけないよね・・・』
などととにかく面倒くさいし、そのような事が多々問題になる。
そしてとにかく大勢となり予約や移動も大変。
・親の介護や、自立できないきょうだいの面倒などの『誰が看るか』問題が恐怖となる
(発言力のある長女長男が勝手に気に入らない妹弟に押し付けてくる権力世界)
・きょうだいの中で権力のある者が自分勝手な正義感から、〝親〟や〝自分が気に入ったきょうだい〟へのお祝い事に対し、勝手に祝儀金額を決めイベントを企画しそれに賛同・参加しなくてはいけない。その権力者たちからお金を要求される(強制・恐喝)
生活が苦しいと言っても、無理矢理回収される
逆らうと複数人のきょうだいがグルになって嫌がらせが繰り返される
(人間性を疑いますよね、でも外っつらは良いんです)
・仕切りたがりのきょうだいが、
両親のお祝い事や、自分が気に入ったきょうだいが新居を建てる等、あらゆるお祝金額を勝手に決めイベントを計画し、その金額や計画に対し、他の権力の無いきょうだい達へNOと言わせないで強制的に協力させられる
計画に乗らないと心無い言葉を浴びせ、何かしらの嫌がらせを複数人のきょうだいで継続してくる
・なぜかイベント計画の中に勝手に決められたルールがあり、
生活が苦しくても『親孝行だから』『あんたは今まで何も計画してない』
などと、不仲になる前まで色々と協力してきたことを無かったことにされ、因縁をつけ、お金を強制的に回収される、イベント中心世界
・新居を建てている間や引越し関連で自宅がなく、その間だけしばらく実家にお世話になっていると、必ず嫌味を言ってくるきょうだいが存在する
自分の実家なのに本当に居心地が悪く肩身が狭くなる
そして自ら招いてくれた親も嫌味を言ってくるきょうだい(自分の子)に対して、助けてくれるような一言すら言ってくれない
・きょうだい皆それぞれ時期は違えど、大人になってからも親に散々お世話になっているのは違いないはず。
大学や専門の多額な学費を出してもらったり、実家住まいの時などに両親にお世話になってきている者たち。
そして、あるきょうだいは、生後間もない子がいて離婚に向けて別居する時に、すぐに働けず動けない状況でどうしても実家に帰らせてもらうしかなく、親からも『今すぐ帰っておいで』と言ってもらえ、実家に居候していると、意地悪な姉たちは〝今〟自分達は実家にお世話になってないからと、過去の親にお世話になったことを無かったことのようにして、気に入らないきょうだいへ罵声を浴びせ、『親に迷惑かけるな』『あんたなんてみんな出ていってほしいと思ってるんだよ』など・・・精神的に追い詰めるやり方で嫌がらせと、追い出そうと複数人で仕向けてくる悪質な行為がある
(※未だ40代後半で実家に住んでいるきょうだいもいるのですが、その人たちには何も言わない・許している。差別一家)
・長女長男の気に入らないきょうだいの一人が離婚に向け別居し、子連れで実家へ帰ると、金魚のフン状態の他のきょうだいも合わせて、マウント取りや嫌がらせが始まる。
そして嘘までついて追い出そうと仕向けてくる。さらに追い出した後はその実家に自分たちが住もうと計画してくる卑劣極まりない。(『あんたが実家にいるより私が居た方がよっぽど親の為よ』と言う意見なのでしょう)
『あんたはダメ、私たちは良いの』状態・・・おとぎ話の意地悪な姉たちのようですがリアルな話です
・ひとり親で大人の手が足らなくても『究極なことがない限り、親を頼るな』と言ってくる
・逃れられない血のつながりに精神的に追い詰められる
・執拗な電話やLINEなど、マウントを取るきょうだいがいて精神的に苦しめられる
・家族のグループLINEなど返信が遅かったり返せないでいると一々複数人で文句を言ってくる
・家族のグループLINEが変に女子の仲良しグループのような雰囲気で作られ、仲の良いきょうだいだけで盛り上がり、他のきょうだいがコメントするとスルーされる
・きょうだいのメンバーが違うだけや、それぞれの嫁旦那入りなど、面倒なことに色々なメンバー構成のグループLINEが何度も作られる(以下、例)
【両親・きょうだい・嫁夫・孫の全家族LINE】
【きょうだいだけのLINE】
【きょうだいの更にメンバーが違うLINE】
【きょうだい+嫁や旦那が混じるLINE】
【きょうだい+いとこLINE】
・・・・これだけでは無いですが、組み合わせによって様々なグループLINEが権力者によって作成され、参加しコメントもちゃんとしないといけない
・LINEというものが怖くなる
時々、電波を遮断してしまうほどの精神状態に追い詰められる
・年に何度もイベント事を計画するきょうだいグループ(権力者とフン)がいて、その度に家族LINEが発動し、その計画に賛同しないといけない
そして幹事を勝手に押し付けられることもあり
※中には協力しないきょうだいがいても、許される人と許されない人がいる(差別的)
個々で親孝行していてもそんなのは関係なく『イベントが大事!』的な感覚なのでしょう
(大家族というのはピラミッド型、◯教的なんです・・・)
親との関係・
きょうだいの嫌がらせに対しての対応はしてくれるのか
メリット
・孫を可愛がってくれる、孫が多いと喜ぶ
・たくさんのきょうだい(自分の子供たち)から、誕生日に居酒屋などでお祝いされ両親は嬉しそうにしている
・・・ごめんなさいマジで思いつきません。
デメリット
・親もこれだけ子ども(もう大人)たちがいると、性格が合わない・生活にだらしのない娘・息子が一人はいて、その愚痴をいつも他のきょうだい達は聞かされる
・きょうだい間でのいじめや嫌がらせを理解してくれない
・まさか自分の子がきょうだい間でいじめをしているなんて思わない/思いたくない
・勇気を出して、嫌がらせの事実を親に話してもちゃんと聞いてくれない、すぐに忘れられる
・一番助けてほしい母親まで自分の子ども(きょうだい)たちにうまく利用され洗脳されている
・双方の言い分に振り回されしっかりしてくれない親(いじめ側・いじめられ側)
・親からきょうだいの話題を出されるだけで、異常なストレス・動悸がする
・きょうだい達が子どもの頃、親は下の子の面倒を上の子に任せていたりしていたので、今更逆らえない(実の娘に)・大切な判断は長女に任せてしまう、下の子どもの意見は信用が薄い
お分かりでしょうか、
きょうだい達は互いに大人になり、それぞれ親に親孝行をしていても、〝イベントが絶対〟〝長女長男の言うことが絶対〟の世界があり、それに対して反論する勇気のある者もおらず、仮にいたとしても独裁者の長女長男と金魚のフンたちに一斉に潰されるのです。
どう潰されるかと言いますと、両親や血の繋がりのない奥さんや旦那さんなど、身内周りを巻き込み大勢で、反論したきょうだいに対し、心無い言葉やLINE・無理にお金の徴収・実家へ寄らせないような嫌がらせやいじめのように精神的に苦しめてくるのです。
これは簡単に逃れられない非常に苦しくも辛い悩みとなるのです。
そう、人生を終わらせたくなってしまうほどの。
周りにも中々理解されないような話ですし、〝他人ではない〟ので簡単に縁を切ったり身を隠すことも難しい最大の問題なのです。
【まとめ】
大家族は〝集団組織〟や〝帝国〟のピラミッドのような形が出来上がるため、気の合うもの同士の複数人での嫌がらせや、反論できない環境が作られている事実があるということ。
そして子どもたち(もう大人)の問題に親は太刀打ちできない(してくれない)ので、この長女長男の独裁国家が一生直ることはない。
〝恐ろしい集団組織の中〟での人間関係の問題が生じるということ。
◯教や独裁国家のような組織に苦しむ
生まれた順番で、こんなにも発言力や上下関係が決まってしまうのかと、
無計画にきょうだいをたくさん作った親を恨むことすらあります。
感謝している親なのに、恨みの感情も強く湧いてしまうことはすごく悲しいことです。
きょうだいと言えど〝人間関係〟に変わりないわけで、人が多ければそれだけ悩みもあるということ。
そして他人ではない分『許せない』という感情や干渉が生まれやすいのも、血の繋がりだからこそあるものなのかもしれない
世の中には、きょうだい・家族でも、絆があり仲が良い良縁な家族のカタチを保て築いている人たちもいる一方、
集団をいいことに、◯教化や独裁・帝国を作りいじめを行い、人間関係が見事に崩れている家族のカタチの人たちも存在します。
それは、実際に声を上げている人の話を聞かない限り、その事実を世間が知ることは少ないと思っています。
本来『家族=大切なもの』の意識のままであり続けたい、誰もがそう思っているはずなのに、残念ながら人間同士の集まりには、どうしてもうまくいかない間柄というのは、避けられないものなのかもしれません。
他人にはいい顔をしていても、身内という集団で上下関係が出来上がっていたりすると『言うことを聞きなさいよ』という、相手に対して依存や許せない感情が込み上げてくる人というのは、血の繋がりという絶対的なものが、人間の感情をネガティブに引っ張っていることもまた事実なのでしょう。
家族のことで悩んでいる人に伝えたい
このような問題は、理解されがたく、どこへ相談したらいいのか苦しんでいる人もきっといるはず。
だからといって、あなた自身で悩みを抱えたままにしてはいけません。
必ず抜け出せる扉は見つかります。
⦅家族の悩みで苦しんでいるあなたへ⦆
▪️話を聞いてくれる友人に共感してもらう
▪️法テラスなど弁護士の無料相談窓口で簡潔に相談し、あなたが法律により守られているという知識を得る、対処法を知っておく
▪️人権問題の無料相談窓口を利用する
検索すると相談窓口が色々出てきますが、
例えば【法務省の人権擁護局フロントページ】https://www.moj.go.jp/JINKEN/index.htmlは、人権に関する相談窓口や救済措置などのページを設けていて、人権擁護委員の方が対応してくれる機関です。
こういったところを知っておく&利用するのも一つの手段
▪️そして、とらとらむーんに話を聞いてもらう
いつでもご相談ください、48時間以内には返信します
家族間のトラブルは、外部に助けてもらいづらい深刻な悩みの一つだと思っています。
そして自分一人でも解決しづらい難問だとも思っています。
なので、悩んでいる人は少しでも気持ちが救われる方法を見つけ、諦めないで、自分を大切にしてほしいと願います。
今回は、友人や個人的体験談から、大家族についてまとめさせていただきましたが、これはこれで事実の一つです。
こんな世界・見解があるんだということを〝知ってもらうこと〟と、〝同じように辛い思いをしてきた人への共感〟を意図として記事には感情を込めさせていただきました。
少し稀な事例だったかもしれません。
だからこそ書かせていただきました。
少しでも、あなたの心が救われるよう願っています。
読んでいただきありがとうございました☆
とらとらむーんでした🌙