家庭のカタチはそれぞれあるので、すべての人に合ったものではないと思いますが、
離婚で悩んでいる方に色々な観点から、何かしらの〝気付き〟になればと願っています。


子供は親に笑顔でいて欲しい



まず、絶対に忘れてはいけないことは・・・

子供は、私たち大人が思っている以上に親の言動や表情をよく見ているということです。

現在の家庭環境がこのような場合・・・


・夫婦間でモラハラやDVがある
※あなたへの暴力はもちろん、子供への場合も一刻も早く警察へ相談を!


・夫婦でよくケンカをしている


・親のケンカ中、子供は泣いている/部屋に逃げている


・辛さから子供の前で泣いてしまう事がある


・子供の前で笑顔よりも不機嫌な顔でいる事が多い


・子供に当たってしまう


・家庭内別居中である



子供の心のダメージは進行しているかもしれません!



・・・お父さんお母さんのケンカなんて、子供は耳を塞ぎたくなります。
※ケンカを通り越して無視し合うもしくは子供を伝言係に使う家庭内別居状態も同様



両親の不仲に対して、心の内を素直に伝えられる子は少なく、
『もうケンカはやめて』『僕も/私もつらいんだよ』・・・など
合図を出すことは、子供も勇気がいるものです。



それに、大好きなお父さんお母さんが苦しんでいる事くらい
子供にはお見通しなんです。



やっぱり、お父さんお母さんには笑顔でいてほしいのです。

それが子供の幸せに繋がっているはずですから。




※例外
身勝手に浮気や不倫をし、自分の幸せしか考えていない人は
子供を振り回し、周りの幸せも壊している為その場合は、

親の幸せ=子供の幸せに直結するとは言い難いのでご注意を。


あなたも苦しい気持ちのまま生活しなくていい



本来、自分の家というのは〝帰りたくなる場所〟〝居心地の良い空間〟である必要があります。


自分の生活する場所です。
その場所でいつも苦しい思いをするという事は、
何かを変えなければならないサインだと思います。


このままその生活を続けてしまうと、人生は苦しいもののまま進んでいきます。


それでも幸せと思えるのであればいいと思いますが、
時間は有限です。


あなた自身を尊重し、勇気ある行動を考えるのもまた一つの選択。


【環境を変える】という事は、【人生が変わる】という事と連結しています。



苦悩苦労は他人より多くなる人生の覚悟も必要ですがせっかくの人生、良い方向に変えていきたいですよね。


将来の子供の結婚生活にも〝伝染〟する?!



そんな苦しい思いをしている親に対して反面教師になってくれるのならいいのですが、


両親の不仲を見て育った子は、
将来自分の結婚生活でパートナーと不仲になった時、
親になった子供自身もまた、同じく我慢をし続けてしまい
苦しい思いをさせる連鎖が起きる可能性も否定できません。


自分の親も離婚せず(できず)我慢して育て上げてくれた背中を見ているため、
それをリスペクトして繰り返してしまう傾向があります。
(※私の家族の実話)



しかし結果的に、子供自身が幸せならそれに越したことはありません。



何を【正】と思い正義なのかの価値観は、人それぞれですからね。
ただし、それを人に押し付けてしまう事は、
相手の価値観を潰してしまうことになるので、気をつけましょう。



『子供が成人するまで離婚は我慢』は子供の気持ちを考えているのか?



子供の年齢によって離婚するタイミングはとても大事です。


小学生以上のお子さんの場合、
苗字が変わることや転校などを考えるとストレスや心のダメージは大きいはずです。


母の日父の日・参観日・運動会などのイベント事のときは、
本当に悲しく辛い気持ちにさせてしまうかもしれません・・・。



そして今まで一緒に暮らしていたお父さんお母さんのどちらかと、
離れて暮らさなければいけなくなる寂しさも計り知れません・・・。



それらを考えると、
子を想う親として離婚に踏み切れないのは当然です。
成人するまで離婚を我慢し続けることも、親として子供を想っての立派な考えです。




しかし先程挙げたように
モラハラ・DV・ケンカ・家庭内別居状態・・・そのような家庭環境の場合、
何年も十何年もいて、本当に子供は幸せなのでしょうか。
その生活もまた、苦しく悲しい気持ちにさせてしまうでしょう。



子供は心に辛さを蓄積し、〝本音を言うのはタブー〟
子供なりに暗黙の了解状態になってしまう可能性も。


大人の問題で、子供に気を使わせてしまっているんです。



親である私たちもこんな話を切り出すのは辛いものがありますが、
聞いてあげないのも酷なまま。


お子さんの気持ちを聞いてあげる事はきっと、
ちゃんと〝家族の一員〟だと〝自分の事も考えてくれてる〟と伝わるのではないでしょうか。

例えお子さんが何も答えられなくても、それでいいんです。
〝心の内を話す勇気の扉〟を親から開けやすくしてあげるだけでOK


子供の年齢にもよりますが、
子供の気持ち・ホンネ・意見を聞いてあげる事も重要です。



気持ちを聞いた上で、改めて離婚に対して考え直してみる。
すると何かまた違った見方や考えが出てくるかもしれませんよ。



私の場合、
息子が生後間もない時に離婚しましたが

父親の記憶がまったく無いので、その点では早めに離婚して良かったと思います。
【生後3ヶ月で別居〜1歳3ヶ月で離婚成立】



もちろん育児では、もう一人大人の手が欲しいという苦労はありますが、

ギャンブル依存や虚言癖などから、彼への不信や不仲の日常を考えるといない方が正解でした。


あのまま離婚せず生活を続けていたら、
毎日ケンカばかりで子供も泣いていただろうと・・・想像するだけで恐ろしいです。



ちなみに専門家によると
家庭内にギャンブル依存症の人がいる場合
家族や子供にまで伝染してしまうようなので要注意を。





本当に
【住む場所】【環境】【誰と一緒にいるか】で、
人生は大きく変わるものですよ。



子連れ離婚した場合の生活と在宅ワークのすすめ



一人で【父と母の二人分】頑張らないといけません。

冗談抜きで苦労します。大変です。ホントに。


一人で子供を育てながら、
自分だけの収入〝一馬力〟で生活していくことは安易な事では決してありません。


・自分自身のこと


・子供の育児、お世話


・仕事/お金のこと
生活の生計を立てる、子供が成人するまでの学費等、自分と子供の貯蓄


・家のこと全般


・その他(実家問題等による)


・自分が倒れたら子供の面倒を見るパートナーがいないので
もしもの時の不安が大きい




特に子供が小さいうちは、残業したくてもできないし、
子供に熱が出ると仕事を休まなければいけない。

ましてや感染力が高い病気の場合は数日間休むことも・・・


職場に何度頭を下げればいいのか、、、
それだけでも精神的にもしんどくなります。



でもコロナ全盛期を過ぎた今の時代、

リモートワーク在宅ワークの仕事も増えてきたので、
そういった働き方をうまく活用するのも一つの手です。


それらが対応できない現場での仕事の場合は、
〝ひとり親家庭〟である事を理解してくれる職場でないと
子供が小さいうちは厳しいかもしれません。




ひとり親家庭の増加や共働きの時代の今、

  • 小学校の学童保育も定員オーバー問題
  • 自分自身が体調を壊してしまった場合
  • 子育てしながら家事と仕事で時間に追われる日々
  • 『おかえりー!』と家で子供の帰りを迎えてあげたい理想


などの事を考えると、
在宅ワークができると本当に助かるんです。



お仕事のことなのでそう簡単に無責任には言えませんが、
転職や再就職・パート・個人事業主(フリーランス)・起業・・・など
本当に色々な働き方があります。


生活環境にあったものを考えてみるのも賢い手。
身体の負担や精神的なストレスも最小限に、
仕事に対して時間と体力を費やしたいですよね。



一番大切なのはあなた自身の健康と、お子さんとの時間ですから。


おわりに



何が子供にとっての幸せか、自分自身にとっての幸せか。



我慢し続ける事でその先に、
家族に幸せな結末があるならそのまま耐えて生きていけばいいでしょう。


ただその過程で、あなた以外の人も苦しい思いをしているならば、


ちゃんとその事に気付き、


現状を考え直してみる必要があるかもしれません。



〝心地良い〟と感じる空間
苦労してでも自力で掴むのもまた素敵な人生かもしれませんよ。




自身が辛く困難な人生を経験する事により、
辛く困っている人々の気持ちがわかるようになり、いつか誰かの役に立てる。

どんな険しい道の人生でもそれを立て直す事ができた時、
あなたはとても魅力的で、きっと強くなっている。







あなたと、あなたに関わる人たちへ幸ある未来を願っています。


読んでいただきありがとうございました⭐︎

とらとらむーんでした🌙